事件に巻き込まれて一時的に視力を失った香澄ちゃん、病院で目が覚めるんだけど、呼びかけても誰も返事をしてくれないし、何も見えないしでパニックになっちゃって「や、やだ…、っなんで、だれか…っ、」って移動しようしてベッドから落ちそうになったところを萩原に支えられる。
いつもなら安心する腕のはずなのに何も見えないせいで怖くて「やだ、だれ…っやだぁ…!」って香澄ちゃんが怯えるから「香澄ちゃんの大好きな研二くんだよ、大丈夫。一人にしてごめんね、怖かったよね」ってゆっくり背中を撫でて香澄ちゃんを落ち着かせる。
「けんじくん…?」って震える声が聞こえてくるから「そうだよ。ほら、触ってみて」って香澄ちゃんの手を自分の頬に誘導してあげれば、恐る恐る手で頬を撫でてくる。「研二くん、研二くん…っ、」って震える声で縋りついてきた香澄ちゃんに「ここにいるよ。だぁいじょうぶ、怖くないよ。びっくりしたね、ごめんね」ってとんとんってあやす様に背中を叩けば呼吸が少しづつ落ち着いてくる。
それから事件に巻き込まれたこと、その影響で一時的に視力を失ったことを萩原が説明して「薬と時間経過で見えるようになるって先生も言ってたから、安心して」って頭を撫でる。もちろん、隣にいるよってことを伝えるためにも香澄ちゃんと手は繋いだまま。
「迷惑かけて、ごめんなさい」って謝る香澄ちゃんに「こ〜ら、香澄ちゃんは何にも悪いことしてないんだから謝らないの」って言いながら両頬をむぎゅっとして「研二くんありがとうって言ってくれたら嬉しいな」って萩原が言えば「…うん、研二くん、ありがとう」って香澄ちゃんの頬が緩むから萩原もホッと一安心だね。