お腹に赤ちゃんがいる時から超過保護だったのに赤ちゃんが生まれた後、病院の先生から交通事故に遭ったのと変わらない体の状況だからねって言われた萩原が「マジでもうほんと動かないで欲しい」って本気の顔で頼み込んでくるから「いや無理だよ」って言ったら「俺も無理」って泣かれる。
全治2ヶ月と同じって先生言ってたじゃん!!」って言う萩原に「研二くん仕事だし、私もずっと寝てる訳にいかないし、しょうがないじゃん」って苦笑いで返す香澄ちゃんの腕の中では可愛い我が子がすやすや寝てる。
「俺半年くらい休みにしようかな」って言い出す萩原に「それはそれで嬉しいけど……でも私のためのお休みじゃないのちょっとジェラっちゃうかも」って香澄ちゃんが肩を竦めて笑うから「〜〜ッその言い方可愛いずるい好き」って香澄ちゃんの肩に頭をぐりぐり押し付ける。
「私ね、心配もしてるし不安なのも変わらないけど…でも警察官してる、誰よりもかっこいい研二くんが大好きなの」って香澄ちゃんがくすくす笑って赤ちゃんを抱いてない方の手で萩原の頬をそっと撫でる。
「それでね、そんな世界で一番カッコイイ研二くんの心の支えが私なんだって思ったら無敵の気分になれるの」って優しく微笑んで萩原にちゅってキスをする。「だから、私の為にも、世界で一番カッコイイ研二くんでいてね」って言う香澄ちゃんに思わず泣きそうになっちゃって「香澄ちゃんと結婚して、ほんとによかった」ってぐすって鼻を鳴らしちゃう萩原がいる。
「俺が俺でいれるのも、どんなに危険な現場でも絶対に帰って来ようって思うのも、俺がこの世界で生きていきたいって思うのも、全部香澄ちゃんがいるからだよ」って萩原が香澄ちゃんの頬を両手で包む。
「俺と生きてくれてありがとう。俺の隣にいてくれてありがとう。俺に、こんなに…っ、泣いちゃうくらいの幸せを、ありがとう」って額をこつんと重ねて萩原が優しく微笑む。「愛してる。世界中の誰よりも、香澄ちゃんが大好きで、愛おしくて…ずっと、ずっと隣で笑ってて欲しい」ってちゅって唇が重なって萩原がこれ以上無いくらい嬉しそうにくしゃりと笑う。
小さな子が宝物を大事に大事に抱き締めるように香澄ちゃんの頬を包んで、そっと撫でて、もう一度唇が重なる。「だいすきだよ、香澄」って微笑んだ萩原に「わたしも、だいすき」って香澄ちゃんが笑って、唇が重なった。
…でもその後すぐに「でもそれとこれとは別だからね。誤魔化されないからね。最低限は動いていいけど俺が家にいる時はここから動いちゃダメだからね。約束だよ?分かった?」「うーーん手厳しい」「あっ、ほらやっぱり!俺のこと誤魔化そうとしたでしょ!ダメだからね!」ってまた振り出しに戻ってる。