四六時中抱きたいと思ってる

【それとこれとは別だからね】の続きみたいな

子供が産まれてからの夜のあれそれに関する書き込みを見た香澄ちゃん、萩原にも我慢をさせているかも…と思って恐る恐る聞いてみたら「そりゃ四六時中抱きたいと思ってるのは一旦置いといて、」「えっ」「俺の勝手な欲望で香澄ちゃんに無理強いするなんて絶対無いよ」って優しくキスされる。

唇をくっ付けるだけの可愛いキス。ちゅ、ちゅ、って唇と頬、それから額。順にキスが降ってきて「し、四六時中、とか、思ってるの…」って真っ赤な顔で香澄ちゃんが聞けば「え?当たり前じゃん」ってきょとんとしながら返されて言葉に詰まる。

「だ、だって、そんな…毎日とか、してなかったじゃん…」ってもごもごする香澄ちゃんに「そりゃ香澄ちゃんに負担がかかる事なんだから香澄ちゃんが大丈夫な時にしかしないでしょ」ってくすくす笑いながら言われる。

香澄ちゃんの手をぎゅっと握った萩原が「好きな子が毎日一緒にいるんだよ?ドキドキしない訳ないじゃん」って微笑んで、握った手に唇を寄せる。「でも、それはそれ、これはこれ。香澄ちゃんの体と心が一番大事だから、俺の気持ちはその次。俺の命より大事な子を大事にするのは、当たり前でしょ」って眦を下げて柔らかく微笑んだ萩原にぽろぽろ涙が出てくる。

「すき、だいすき…っ、研二くん、だいすき、」って胸の中に飛び込めば「おれも、だいすきだよ」って優しく抱き締めてくれるから涙が溢れちゃう。「俺、本当に今幸せなんだ。我慢なんてしてないよ。本当に、すっげぇ幸せなの」ってくすくす笑った萩原が香澄ちゃんの頭のてっぺんにちゅってキスをする。

それから思い出したようにガバッと体を離して香澄ちゃんの頬を両手でガシッと包んで「あ、でも勘違いしないでよ?香澄ちゃんに魅力が無いとかそういう事じゃないからね?俺、マジで四六時中抱きたいと思ってるから」って真面目な顔で言ってくるから思わず吹き出しちゃう。

「ふふっ…あははっ、そんな真剣な顔で、ふふ…っ、」って笑う香澄ちゃんを優しい目で見つめた萩原がもう一度香澄ちゃんを抱き締めた。
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