赤ちゃんじゃん…

※吸血鬼パロ※

ダメダメ吸血鬼の香澄ちゃん、上手に吸血出来なくて限界で倒れそうな所を萩原に助けられて「ち、ほしぃ…」ってぺしょぺしょ泣いちゃう。首筋にかぷかぷ歯を立ててちゅうちゅう吸ってるけど全然だめで「な、なんでぇ…っ、」って泣いちゃう姿が可愛くて連れて帰る萩原がいる。

「ち、ちほしぃ、おなかへった」ってぺしょぺしょ泣いてる香澄ちゃんに「血って…あの血?赤いやつ?」って萩原が聞けば泣きながらこくこく頷くから「あー…っと、ちょっと待ってね」って言って人差し指の先っぽに針を刺す。

ぷくっと赤い雫が滲み出るから、萩原が香澄ちゃんに向かって指を差し出して「はい、どうぞ」って言った萩原の言葉にぴくりと肩を揺らしてから、はぷ、って萩原の指に噛み付く。

ちゅうちゅう吸ってる姿がどう見ても赤子にしか見えなくて「……美味しい?」って聞きながら反対の手で萩原が香澄ちゃんの頭を撫でちゃう。

満足したのか、そのままこてん、と横になって寝始めた香澄ちゃんにブランケットをかけてあげれば「んん…んぅ、」って眉間に皺を寄せながらもぞもぞブランケットの中に潜り込んで、また穏やかに寝息を立ててるから「赤ちゃんじゃん…」って香澄ちゃんの頭を撫でる。

その後、さっきまで香澄ちゃんが一生懸命食べてた自分の人差し指に、血は勿論のこと傷すら残って無くて「マジ?」って驚く萩原がいるよ。
backtop