眠くなってくると萩原の肩にこてんって頭を乗っけてくる香澄ちゃんに「眠い?」って聞いたら「ねむくないよ」っていつもよりもふにゃふにゃした声で返されるから眠いんだなぁ…って思って「そっか。俺さ、そろそろ眠たくなってきたから一緒に寝てくれる?」って笑いかける萩原がいる。
「うん、いいよぉ」って笑って萩原の首に腕を回す香澄ちゃんをふわっと抱き上げてベッドに運んで一緒に横になる。胸元に擦り寄ってくる香澄ちゃんの頭を撫でて「寒くない?」って聞けば「けんじくんいるからへーき」って言われて思わず心臓がぎゅんってなる。
「けんじくんもさむかったらぎゅってしていいよ」って言ってくる香澄ちゃんに「じゃあ、ちょっと寒いからぎゅってしようかな」って笑って抱き締める手に力を込めれば「ふふ、あったかいね」って香澄ちゃんが楽しそうに笑ってくれるから、それだけであったかくなる。
「おやすみ、香澄ちゃん」って小さな丸いおでこにちゅってキスを落とせば「んぅ、おやすみぃ」って半分くらい寝てる香澄ちゃんがふにゃふにゃ笑って唇をう、って突き出すからちゅってキスをする。
満足そうに笑ってすうすう眠りについた香澄ちゃんを大事に抱き締め直して萩原も目を閉じれば、あっという間に睡魔が襲ってくる。ベッドサイドの明かりを消して、いつもよりも少し早めの夢の世界に。