子持ちバツイチの香澄ちゃん、ヤバ男から逃げるように別れて一人で必死に子供を育ててたんだけど、ある日買い物中に子供が迷子になってパニックになってた所に、萩原が「お母さんとはぐれた所でちゃんと待ってましたよ」って子供を抱っこして連れてきてくれて、安心して萩原の前で泣いちゃう。
「よかった…ごめんね、一人にしてごめんね」って子供をぎゅううって抱き締めて「本当にありがとうございます。あの、お礼させてください」って萩原を見る香澄ちゃんに「いえいえ、当然のことをしただけなので」って断るんだけど足元にいた香澄ちゃんの子供が「おにいちゃん、かえっちゃうの?」って萩原のズボンをきゅっと握り締めるから香澄ちゃんも萩原もびっくりしちゃう。
「ん〜じゃあ、ちょっとだけお兄さんのお買い物に付き合ってもらっちゃおうかな」って笑ってしゃがみ込んだ萩原に、ぱあっと顔を輝かせた子供が「うん!いいよ!」って抱き着くから香澄ちゃんは終始ぽかんとしている。
人見知りだったはずの子が短時間でこんなに懐くなんて、って思っていれば萩原が子供を軽々と片手で抱き上げて「ってことなんで、ちょっとだけ付き合ってもらってもいいですか?」って香澄ちゃんを見るから「は、はい…!あっ、すみません…!重いですよね…!」ってハッとした香澄ちゃんが慌てる。
萩原の買い物に付き合うはずだったのに、大はしゃぎの子供に付き合って一緒に遊んでくれる萩原に申し訳なさ過ぎて「全然お礼になってないじゃないですか…!」って半泣きになる香澄ちゃんがいたり、萩原とバイバイしたくないって泣いちゃう子供にどうしたらいいのか分からなくて狼狽える萩原がいたりしたらいいな、と。
子供のことを一番に考えてる香澄ちゃんと、そんな香澄ちゃんの支えになりたいと思う萩原の想いが交錯して、すれ違って、収まるところに収まったりする話があったらいいなぁ…というお話です。