絶対受け止めるから

事件に巻き込まれて高い所から飛び降りないといけなくなっちゃった香澄ちゃん、怖くて泣きそうになってたら「香澄ちゃん、大丈夫だよ。絶対受け止めるから。おいで」って下で萩原がいつもぎゅってする時と同じような穏やかな顔で手を広げてくれるから吸い寄せられるようにジャンプする。

ぎゅっと目を瞑ってジャンプして、一瞬の浮遊感と体が落ちる感覚に心臓がきゅっとなるけど、宣言通り萩原がちゃんと受け止めてくれて「さっすが、俺の彼女。カッコイイ〜」って笑った萩原がちゅってキスをして「信じてくれて、ありがとう」って笑うから、じわじわ恐怖が押し寄せてきて泣いちゃう。

「怖かったよな。ごめんな、一緒にいてやれなくて」って香澄ちゃんを安心させるようにぎゅっと抱き締めて背中を撫でた萩原が、こめかみやら耳やらにちゅっちゅってキスを落とす。

「痛いとこある?」って聞かれてふるふる首を横に振って「ちょっとだけ離れられる?」って聞かれてふるふる首を横に振って「ちゅーする?」って聞かれてこくんって首を縦に振る香澄ちゃんに堪らず萩原が吹き出す。

「ふは、じゃあちょっとだけ離れて」って言えば、もぞもぞ離れた香澄ちゃんが「ん、」って目を瞑ったまま萩原に唇を向けるから可愛くて仕方がない。いつもだったら揶揄ったりするけれど、今の香澄ちゃんにはただ安心して欲しくてちゅ、ちゅ、ってゆっくりキスを繰り返す。

「落ち着いた?」って涙に濡れた香澄ちゃんの頬を撫でれば「…うん、ごめんね」って香澄ちゃんがぐすぐす鼻を啜りながら頷くから、今度は頭を撫でてあげる。この後の聴取も治療も、全部萩原にべったりな香澄ちゃんがいるから可愛いね。
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