tori


9※R15


※R15、性的表現あるので、苦手な方はスルーして下さい。


まずは味見からしてみるか。
竜也を自分に惚れさせ、パワーをたくさん貰って、神子として側にいてもらいたい。
どうやら男に拒否反応ある以上、体から落としていくしかなさそうだ。

「まぁ、ちょっとだけ我慢してれば、気持ち良くなるからな?これもナイトである確認だから頑張れよ、神子様?」

冗談まじりの声で、珠里がいきなり竜也の着物の合わせ目を勢い良く開いた。
外気に触れ、肩から胸元まで露わになった上半身を上から覗き込む。

「ひぃっ…!?」

あまりの出来事に竜也は失神しかける。
何が嬉しくて、男なんかに胸を見られなきゃならないのか。
同じ物がついてるのに、これをどうするつもりなんだろう。
これでナイトの確認って、どんなエロ小説の中だよ。
ただ恐怖でしかない。
竜也が目を白黒させてれば、珠里が口笛を吹く。

「はー、マジかよ。竜也、すっげぇ良い眺め。この乳首の色は反則だろ?ピンクって…。こんな綺麗なピンク、初めて見たわ」

それもその筈だ。
炎国の人間はみな肌が小麦色で、そして乳首もどちらかと言えば濃いのだから。
竜也も肌が白い方ではないが、炎国の人間からしたら、真っ白に映るのだろう。
珠里は竜也の耳に唇をつけ、掠れた声で囁く。
鼓膜に響く声があまりにもエロくて、ビリビリっとした電流が体を駆け回った。

「っ…、やめろ…」

竜也は目から涙を流し、珠里の色気を全面に喰らってしまう。
顔を真っ赤にし、うるうるした瞳で珠里を見上げる様は、誘っているようにしか見えない。
だが、竜也は睨みつけている。

「へぇ?…悪くねぇな」

珠里が竜也の胸の突起を両方の指で摘んだ。
そして素早くコリコリと動かせば、脳天に思い切り響く快感に襲われた。

「つっ…!?ひ…、っ、ぁ…っ!!」

声を抑えながら、喘ぐ竜也の声が珠里の気分を高揚させる。
普段よりも高くなる声の中に、ほんの少しの快楽が交じり裏返る音は聞いていて気分が良い。

「はー…たっまんねぇ…。異国民ってのはこんなに厭らしくて、清楚のかよ…。そりゃ、可愛がりたくなるぜ。もっと確認しねぇと、な?」

下から覗く珠里の顔は雄そのもので、竜也は未知なる恐怖から震え上がる。
こんな巨漢を相手になどしたら、自分の体がもたない。
そもそも男同士はどうやってセックスするのかも知らず、何故こんな事になってしまったのかとひたすら考えたのだった。

(俺、可愛い嫁さんが欲しかったのに、何でこんな…っ!)

男であるプライドから、羞恥と快楽の間で揺れ動くのであった。


2024.09.29

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