17※R15
※R15、性的表現あるので、苦手な方はスルーして下さい。
後頭部をがっしりと大きな手に掴まれ、腰を逞しい腕にホールドされ、竜也はジゼルからの濃厚なキスに翻弄されていた。
隙間なく合わさった唇から唾液が溢れ、舌同士が絡み合う。
ちゅ、ぴちゅ、と厭らし音が響き渡り、竜也の顔が真っ赤に染まっていく。
「ん…、んっ…ふぁ…」
珠里の時も思ったが、押しても引いてもびくともしない筋肉。
大柄だから、舌も大きく長い。
口腔内がジゼルのでいっぱいになり、生理的な涙が溢れた。
鼻で息をするも、もっと深く求められ、にゅるにゅるとした舌の動きに翻弄される。
びくびくと竜也の体が震え、腰の辺りがぞくぞくとしてきた。
珠里、スイレンに色々され、わかった事だが、竜也は快楽に弱いらしい。
その証拠にキスされただけで息子がむくりと勃起し始めてしまったのだ。
それが媚香から来るものだと関連づける事が出来ないのは、体にこれと言った症状がないからだった。
もっと内から性欲がかきたてられらものだったら、自覚していただろう。
だが、緩い感じに興奮させてくれるものであり、媚薬ではないから意識しなければ気づけない程である。
そして先程から腹部に当たるジゼルの男根がびくびくと震えており、その硬さに怯える一方、ばくばくと心臓が大きく鼓動していた。
「ぅ……んんっ……はっ、ぁ…」
互いの唇が離れれば、2人の間には透明の糸が引いていた。
竜也の頬は真っ赤に染まり、目に涙を溜め、舌を出して震える様はあまりにも魅惑的で、ジゼルの息子がむくむくと力を増し、大きくなっていく。
「はっ…神子様、すっげぇ…可愛い…」
話し方がフランクになった事で、ジゼルの理性は完全にぶっ飛んでいた。
将軍とか役職とか関係ない。
神子を守る立場など、もはや頭からすっぽ抜けており、目の前にいるのはただ本能のままに竜也を欲しがる男そのものだった。
「すっげぇ…気持ち良くしてやるから、その可愛い顔でたくさん啼いてくれよ…」
ちゅっと顔中にキスの雨を降らし、片腕で竜也の腰を持ち上げた。
ぷらんと足が床から離れ、再び熱い口付けをされると竜也が自然と口を開く。
「っ…!」
まさか竜也自らがしてくれるなんて思ってもみなかったから、あまりの従順さに、ジゼルがノックアウトしたのは言うまでもなかった。
もう可愛くて、仕方ないのだ。
少し水気を含んだ綺麗な黒髪、さらりと動くたびに石鹸の香りと竜也の匂いが入り交じる。
蕩けた顔でジゼルのキスを受け入れ、潤んだ瞳を向けられ、甘く洩らす声に下半身が更にびんびんに勃起してしまうではないか。
「んっ…ふぁ…んんっ…」
竜也から甘えるような声。
ジゼルはこの少年が欲しくて堪らなくなる。
竜也の全てを自分だけのものにし、一生可愛がってやりたい。
将軍として金回りも良いし、竜也ひとりを一生養うだけの金は余る程にある。
珠里に用意された家で2人で住もう。
毎日でもこの小さな体に触れ、堪能したい。
何も知らない無垢な少年に快楽を教え込み、自分好みのエロくて可愛い嫁にし、子供を作って幸せに暮らそう。
だから、皇子である珠里にも渡さない。
他の男などに誰が触らせてやるものか。
監禁して、ぐずぐずになるまで愛撫し、ずっとこの体を貪り続けたい。
そんな本能が剥き出しになっていたのだった。
「神子様…愛してる」
ベッドに優しく押し倒され、ジゼルがその上から覆いかぶさる。
ようやく口付けから開放された竜也は一体何が起きているのかわからず、朦朧とした表情で目の間の男を見上げた。
竜也の顔を見て、ジゼルの心が満たされていく。
拒絶ではなく、未熟な体にはあまりにも大きすぎる快楽に戸惑っている顔が純粋過ぎて堪らない。
出会った時は何て平凡で地味な少年なんだろうと思った。
けど黒髪黒目を見た瞬間、あの伝説の神子だと一瞬にして頭に過る。
背も小さく、とても幼い子供。
強く握りしめたら、壊れてしまうだろう。
自分の世界には存在しない弱き者。
なのに、何故こんなに神々しく、美しいのかわからなかった。
だから、伝承の通り口付けをすれば全て解決するだろう。
この少年がまがい物か、それとも本物なのかを。
あの時の自分を褒めてやりたい。
こうして初めて竜也を見つけたのは珠里でも他の男でもない、このグエン・ジゼルなのだと。
実は1番最初に出会ったのがジゼルって言うパワーワード(笑)少女漫画ならきっと2人がくっつくのでしょうが、ここは一応乙女ゲーム世界(BLモード)。存在感の薄かった炎国組がこれから登場すると思うので、そう言えばいたなって思いながら書いて行こうと思います。何だかんだ言いながら、まだ竜也のナイトはギョクレンとタイガしか見つかってないので、ナイト探し続きます。
2025.05.30
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