27※R15
※性的描写あるので、苦手な方はスルーして下さい。
しばらく竜也とギョクレンは互いを見つめ合う。
まるで恋人同士のような甘い視線と雰囲気が2人を包み込んだ。
(たくさん聞きたい事はある。けど今は…お前が無事で良かった…)
ギョクレンが竜也の目元を親指でなぞり、涙の跡を拭っていく。
それを擽ったそうに竜也が目を閉じ、されるがままじっとしていた。
「俺は大丈夫…。ギョクレンこそ、何でここに…?」
竜也が目を開け、不思議そうに首を傾げる。
下から見上げるその表情が眩しくて、ギョクレンがゆっくりと目を細めた。
蛍光灯がと言うより、竜也の姿にといった所だろう。
髪は濡れ、そこから水滴が落ち、ゆっくりと首に伝うそれがとても現実離れしていた。
(黒野…お前を探しに雷国まで来て、いつの間にかここにいた…)
「え…?……探してくれてたのか…?」
こくりとギョクレンが頷き、竜也が目を大きく見開き固まる。
そして次の瞬間、嬉しそうに微笑んだのだった。
「っ…!?」
その美しさと言ったら、ギョクレンが絶句する程だった。
ふわりと花が咲くかのような可憐な笑みに加え、キラキラと光る水滴。
あまつさえ、ギョクレンが下敷きになっている為に、竜也の体温と共に触れた場所が熱を帯びる。
体重をかけられ、腰に回した手に力が入った。
「俺、嬉…」
しい、と言おうとした竜也の唇をギョクレンが自らのそれで塞ぐ。
「っ…?」
ふにっと触れた場所から伝わる体温共に柔らかな感触。
一瞬それが何なのかわからず、竜也は目をぱちくりとさせた。
視界は黒く、本当に何が起きているのか理解出来ないでいたのだ。
チュッと音を立てて離れた時に、ギョクレンの顔が目の前にあり、ようやくキスされた事に気づく。
「っ…、あ、…え?」
竜也が動揺し、狼狽えていると再びギョクレンの顔が近づいてくる。
ふわりと香る彼の匂い。
引き締まった胸板が何も纏っていない肌に触れる。
手のひらが腰を離さないとばかりに強く引き寄せてくれば、互いの唇が自然と合わさった。
「ん…」
ちゅっと何度も音を立てて角度を変えて口つげられる。
その甘い感触に竜也の頬が朱色に染まっていく。
「っ…、ぎょ、くれ…」
(何だ?)
「これって…」
名前を呼べば、ふわりと優しく微笑まれ、甘い声が返ってくる。
実際には音として聞こえる訳ではなく、脳内に直接響いてくるのだが。
本当にこれがあの暗殺を平気で行う将軍なのかと聞きたくなる程に別人に見える。
本当はギョクレンじゃなくて、スイレンなんじゃないかと思う程だ。
2人は似てるけど、体型や筋肉質な所はスイレンよりもギョクレンの方が遥かに逞しく、何より隻眼をしてる時点で彼に間違いはない。
もし仮に双子が互いに寄せて変装してたとしても見分けられる自信はある。
「っ、ぁ…」
色々考えてれば腰に回されていた手が意思を持って下へと厭らしく動き始めていく。
「っ、ギョクレ…!?」
目の前の彼を見れば、熱に浮かされたような熱い眼差しの中に、強い光がともっている。
それはまるで己を欲しているかのような、性欲にまみれた瞳だった。
(黒野。黒野。やっと会えた。お前がいないだけで…俺は…)
いつものような話しかける感じではなく、まるで心の中の声のように聞こえ、竜也の顔が瞬時に赤くなる。
「っ…」
性的な動きでゆっくりと臀部へと動き、柔らかな膨らみに触れた。
「っ…!」
ぴくりと竜也が反応し、身動きすればギョクレンがゆっくりと片側の膨らみを揉み始めた。
(柔らかい。何だ、これは…)
ギョクレンの驚きの声が伝わって来る。
それは正しく脳内のものだろう。
(どこもかしこも小さくて壊れそうだな。他意はない…これは調べるだけだ。それだけの筈なのに、手が離れない…)
ギョクレンは己の意に反して、体が言う事を利かない事に驚きを隠せなかった。
(……いや、離れない所かめちゃくちゃ揉んでますやん)
一心不乱にギョクレンの指が尻の形を変える程に揉みくちゃに触り始める。
さすがの竜也も変な気分になり、甘い吐息を洩らしてしまった。
「ぁ…っ!」
竜也はぴくんと反応する姿に、ギョクレンの中でむくむくと欲望が目覚め始める。
知らず内にごくりと生唾を飲み込み、竜也を凝視していく。
赤く熟れた唇に目がいき、ギョクレンは顔の角度を変えて口づけしようとすれば、その意図に気付き、恥ずかしさと困惑の表情を浮かべ、信じられないとばかりにギョクレンから距離を取るように唇から逃げた。
「え、…ちょ…」
それを逃がさないとばかりに追いかけ、ギョクレンの唇が竜也のものを塞いだ。
「んっ…」
触れては離れ、何度も続く可愛らしい口づけ。
段々と激しく貪るようなキスへと変化していく。
ちろりと唇の隙間から舌を忍ばせ、性急に互いの舌が絡み合う。
「ふぅ、むっ…!」
くちゅりと水分を含んだ音が浴室に響き、ギョクレンの肉厚の舌が縦横無尽に動き回る。
「んっ…、っ、ふぁ…」
竜也から洩れる甘い声。
ギョクレンの耳を侵し、己の中心に欲が集まる。
逃げたいのに全くびくともしない強靭な肉体。
なすがまま竜也はギョクレンの舌技に支配されるのだった。
びくびくと震える小さな体。
異国民の体液は甘いと聞いていたが、ここまで美味しく感じるものなのだろうか。
これは神子だからなのでは。
そんな疑問を感じつつ、竜也の口腔内の熱さに酔いしれる。
自分は興奮してるのだ。
目の前の少年に。
(俺のものだ)
独占欲とも執着心ともつかぬ感情に戸惑いつつも、ギョクレンは昂る想いを止められなかったのだ。
ギョクレンも人間臭くなってきて、結局性欲に抗えないってテイになってくのよ。そんなサルばかりだと竜也死んじゃうけどwwwいつも展開早いんだよなー、自分の書くのってさ。もっと焦らしたいじゃん?絶対さ、冷酷なのとかやりたいやん?出来ないよねー(笑)弱々よ、本当。
2026.02.23
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