2※R15
※ぬるいR15、性的表現あるので、苦手な方はスルーして下さい。
「あの…」
環が言いかけた時、涼介の手の平が膝に触れた。
「何かな?」
優しい微笑み。
そして甘いマスク。
そして膝に感じる温もり。
それが何故かとてつもなく恥ずかしく感じ、環は身をよじる。
「っ…」
膝に乗せられた涼介の手は骨ばっていて大きく、膝から太ももに向かってゆっくりと撫でて行く。
その動きがとても厭らしくて、環の瞳が大きく見開かれる。
ぴくりと体が微かに反応すれば、涼介がふっと笑った。
「戸惑ってる?もしかして…初めてかな?」
太ももの付け根まで指を滑らせ、際どい部分に触れる。
「っ…!?」
環は一瞬何が起きたのかわからず、体を硬直させた。
涼介のもう片方の指が首に触れる。
そしてするするとゆっくり下へ降りていった。
鎖骨に触れ、更にその下へと向かい、トレーナーごしに胸元で止まる。
「可愛い反応だね」
涼介は目を細めて、環の顔を見つめた。
互いに視線が合い、逃げたい筈なのに顔を背ける事が出来ない。
「ねぇ、それって…僕を誘ってる?」
言っている意味がわからず、環は再び固まった。
そして胸元の指がトレーナー越しから、乳首に触れる。
「っ…!!?」
環は体を強張らせ、逃げるように涼介の手を掴んだ。
(何…?この人…何かおかしい…!)
よくわからない恐怖が体を駆け巡る。
涼介の手を払い除けようとしたが、逆手をとられてソファーの背もたれに縫い付けられてしまった。
「その怖がってる顔…凄くそそられるな。僕、ゾクゾクしてきちゃった」
涼介の顔が近付いたと思い、咄嗟に顔を背けた。
すると首にちくりとした痛みが走ったと感じた後に、ぬるりとした生暖かい感触に体がびくりと震えた。
それが何なのかわからないでいれば、涼介が首筋に顔を埋め、舌を伸ばして舐めているではないか。
「やめっ…!!」
抵抗しようと体を押しても上から抑えつけられ、身動きひとつとれない。
太ももの間に涼介の膝が入り、際どい部分に触れた。
「ぁっ…!」
その刺激により自分から出たとは思えない程にかん高い声で驚く。
「良い声だね…うーん、困っちゃったな。……僕、勃ちそう」
ふっと首筋で笑ったのがわかった。
全然困ってなどいない様子に環はこれから何をされるのか未知の恐怖でしかない。
「君はどんな声で…啼くのかな」
もし自分が女子ならば、少なからず今みたいに嫌悪感すらなかったかもしれない。
いや、女子だろうが男子だろが関係ないのか。
想い合っているならまだしも、一方的なのは強姦も同然と思われる。
そもそも未成年に手を出す時点で終わりだろう。
性の知識がない訳でないが、それは異性に対してするもので同性に向ける欲望などではない。
環は覆いかぶさる男が何を考え、こんな事をしているのか全く理解が出来なかった。
そんな事に気をとられていたからだろう。
さらされた首筋をちゅっと再び吸われてしまった。
その反動で驚き、背中が仰け反ってしまう。
「っー……!!?ぃやだっ…!!」
環はあまりの恐怖から、顔を背けてぎゅっと目を閉じた。
ガタガタ震える体。
嫌な想像をしてしまう。
男である自分に何かいかがわしい事をしようとしているだろう等と。
2025.02.05
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