tori


2※R15


※R15、性的表現あるので、苦手な方はスルーして下さい。


「あっ…ぁっ…やぁっ…」

気持ちが良い。
腰が自然と揺れ、もっと触って欲しくて堪らなくなる。
じんじんと環の腹下に熱が集まってきた。
自分は胸を弄られて感じているのだ。

「やらしいで…、どこで覚えて来たん…」

和空が舌打ちをし、更に乳首を押し潰し、指の腹で挟んだ。
かくかくと小刻みに震える両脚が開き、パジャマの上着からあらわになる太腿。

「なぁ、どやねん…。腰揺れとるで?脚も開きよって…ここで今すぐ犯してくれ、言うてるようなもんやんか…」

和空の手が厭らしく環の太腿を這う。
きめ細やかな肌の感触が手に吸い付き、M時開脚している太腿の裏を何度も触った。

「っ…、ひ…ゃ…っ!」

和空の指がボクサーパンツ越しに環の後孔に触れる。
何故そんな所を触るのかわからず、環がびくりと大きく反応した。

「ここに受け入れたんか…?」

感触を確かめるよう何度も触れれば、環が必死で首を横に振る。
その様子を見て、まだ本格的に開発されてない事に和空は胸を撫で下ろす。

「……何や、乳首だけか?……それとも」

和空が下へと下がったと思えば、布越しに環の息子をぱくりと口に含んだ。
勃起し始めているそこを何度も甘噛みし、環の反応を見ながら舌で舐め始めた。

「あっ…ぁっ!!?」

突然の刺激に環の背中が弓なりに仰け反り、ぼろりと涙を流す。
和空は環の匂いを嗅ぎ、何度もボクサーパンツ越しに尖端の窪みを舐めた。
我慢汁が出て、それを舐めとっては満足そうに口角をあげて楽しむように味わう。

「あぁっ…やぁっ!」

ぼろぼろと涙を流し、与えられる気持ち良さに足の指先が内側に曲がる。
涼介により弄られ中途半端なまま放置されていた快感が再び蘇ってきた。

「ホンマ…っ、兄弟揃うて恐ろしいわ…」

和空の頭に浮かぶのは愛する恋人の姿。
顔は似てないものの、男を翻弄し夢中にさせる術は同じである。
わからせなければ。
無闇にスキを見せたら、どうなるのか体をもって教えてやらなければならない。
自分の恋人も無防備で、無意識に男を誘惑するのが上手だ。
現に男女問わず経験が多い和空が、骨抜きにされた程である。
あんな風になっなら、たまったもんじゃない。
牽制はもちろん、ライバル達を何度蹴落としても愛しい恋人に言い寄る人間は後を絶えず、いつか攫われてしまうんじゃないかと不安で堪らないのだ。
環も恐らく和空の恋人と同じく、天性の男たらしなのだろう。
本人の自覚、無自覚に関係なく、この体を一度知ってしまえば後戻り出来なくなる。
まるで麻薬だ。
そうなる前に自分がこの体で教えてあげる必要がある。

「あっ…んっ」

環が首を振って耐えていれば、視界の片隅に映る3つの影。
ふと視線を感じれば、ばちりとそのひとりと目が合った。
驚愕の表情を浮かべた海向がいたのだ。
その横には色生と見た事のないヤンキーの少年が唖然として立っていたのである。

「てめぇ!!!このクソ和空ぁぁぁ!!!」

海向が飛び蹴りと共に怒号を上げ、見事和空にクリーンヒットする。
面白いくらいに宙を描いて飛んでいった。

「環っ!!大丈夫か!?」

海向が環を抱き起こし、思い切り抱き締めた。
環はきょとんとし、一体何が起こっているのかわからない様子だ。

「…………和空、誰に何…してるんだ?」

拳を強く握りしめ、静かな声で色生が呟いた。

「は?見てわかるやろ!俺はただ教えたろ思うて…」

そう言って環を見れば、とろとろに蕩けきった顔をし、情事特有の色気を放っていた。
何だ、その顔は。
そして色生の見た事もない軽蔑の眼差しが自分に向けられているではないか。

「………は?……え?何や、その格好…」

まるでセックス中のような雰囲気に、和空がぴしりと固まる。

「…よくも人の部屋で白昼堂々と盛ったな?しかも未成年相手にこんな…!」

色生の声が震え、相当怒っている事がわかる。
絶対零度の眼差しを向け、外に出るよう和空の襟足首を掴んだ。

「この下半身野郎!!表出ろ!!!犯罪者が…!!」

色生の怒号が室内に響き渡ったのだった。


2025.03.16

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