夜這い※R15
※R15につき、苦手な方はスキップ、またはUターン下さい。
すぅすぅ寝息を立てて眠る結愛の元に近づく影。
足元の掛け布団が盛り上がり、ゆっくりベッドの中へ入って行く。
気づかれぬよう、跨がりながら進むと結愛の両手首を、予め持って来ていた手錠で拘束した。
そのまま上まで跨がりながら這い出ると、布団から顔を出す。
そして無防備に寝ている結愛の顔をまじまじと見て、舌舐めずりをした。
「結愛…凄く、可愛いよ」
半開きになった唇に触れるだけのキスをする。
柔らかな感触に、男がうっとりと目を閉じた。
夢にまで見た、愛しの結愛の唇。
ふにふにして気持ち良くて、男の下半身が反応し始めた。
男が侵入してから、どれくらい経ったのだろうか。
結愛は体が熱く、ゾクゾクした感覚がして目を覚ます。
息が上がり、熱が体中を支配するような、何とも言えない異変に気づく。
「な、んだ…?」
訳がわからず、辺りを見回すとリップ音が室内に響き渡っていた。
「は?」
何だこれは、どこから聞こえてくるんだ、と胸の中心にジクジクとした鈍い疼きを感じる。
ふと視線を下げると、いる筈のない人物が自分の体の上にいるではないか。
何事かと、手を動かそうとすると、ガチャンと金属音が響く。
頭の上に一まとめにされ、あろう事かベッドの柱に括り付けられていた。
「ちょ、え!?……は、何だよ、これっ…!?」
結愛が半ばパニックになりかけると、体の上にいる男が顔を上げた。
「ふふ、ごめんね?抵抗されるのわかってるから、手錠をかけちゃった」
華のように美しく微笑むのは、何を隠そう幼馴染みの真琴だ。
「抵抗?意味がわから、ひゃっ…!?」
結愛が話している最中に、スウェットが捲れ上がっており、露にされた胸の突起を摘まんで刺激したのだ。
「んっ、やっ…、っ…ぁ…」
結愛が目を見開き、信じられないと顔を真っ赤に染める。
自分から、聞いた事のない高い声が出たからだ。
そして、先程のリップ音は捲れ上がった胸元に無数のキスマークを付けていたのだと気づく。
エグいくらいにうっすらと痕がの残っている。
「ふふっ、凄くエッチな声…」
真琴は満足そうに微笑み、胸の突起をくりくりと挟んでは爪を立てを繰り返した。
「…んっ…ゃ…」
結愛は首を左右に振り、嫌々をするよう抵抗を示す。
だが、確実に体は快楽を拾い始めていた。
「結愛の可愛いここ、舐めさせて?」
真琴はまるでお菓子をねだるよう、可愛い顔をして上目遣いで見上げる。
アイスブルーの瞳がキラキラと水気を帯び、頬がほんのりと紅潮してる様子は息を飲むほどに艶やかで美しい。
一瞬流されそうになったが、グッとそこは耐えた。
「っ…!ダメだ、真琴っ…、こんな事おかしいだろ、な…俺達幼馴染みだよな?」
結愛が顔を引きつらせ、必死で説得を試みる。
「ダーメ。僕は君の全てが欲しいんだ」
小悪魔な顔をし、妖艶に微笑んだ。
「心も体も。これからたくさん時間かけて僕を好きになってもらうから、その前に体から手に入れさせてね」
物凄い事を言っているが、要するに体の関係から始めて、快楽に物を言わせて、真琴なしではいられなくして、じわじわと追い詰めて行くつもりなのだ。
いつからだろう、結愛に対して触りたいと思ったのは。
いつからだろう、その唇にキスをしたいと思ったのは。
いつからだろう、その体を押し倒して抱きたいと思ったのは。
気づいたら、結愛を自分だけのものにして、閉じ込めたいとまで思うようになっていったのだ。
生まれて始めて、自分の容姿に感謝した。
ずっと女みたいだと言われ、可愛いと見ず知らずの男に悪戯されてばかりの真琴を助けてくれたのは、全部結愛だった。
決して前に出るようなタイプじゃなく、いつも後をついて来るばかりなのに、本当に真琴が困った時だけは体を制して守ってくれるのだ。
自分だけに見せる、男らしく強い部分に惹かれた。
いつか結愛を守れるようになりたい、でも今の小さくて女の子みたいな自分では絶対に無理だ。
だから、たくさん牛乳も飲んで、筋トレもして、勉強もして、結愛よりも小さな体はいつしか越えるくらいに大きくなれた。
「僕は君さえいれば、それで良いんだ…」
抵抗を示す結愛に構わず、目の前にある胸の飾りを口に含んだ。
「あっ…!…ひっ、んっ…」
結愛から洩れる甘い吐息。
それだけで、真琴の中心が熱を帯びていくのだった。
2024.08.17
- 20 -
*前次#
ページ:
今日:52 昨日:32 合計:26844