2 ※R15
※生ぬるいR15あり。
「その言葉は反則だ。…悪い、つけ込ませてもらうからな」
いきなり抱き締められたと思ったら、次の瞬間には唇を奪われていた。
「んぅっ!?」
頭の後ろに手を添え、腰はホールドするように抱き締める篠によって、ソファーに押し倒された。
「あっ…、や、ぐらっ…」
キスの合間に声をかけるも、その吐息は甘く、篠の理性を奪っていく。
「ん、ちゅ…、好きだ」
唇を離しては甘く愛の言葉を囁く。
それだけで、結愛の心臓がキュウっと痺れた。
その間も口づけは深くなっていき、今日は何回篠としたんだってくらい、唇がジンジンと熱を持つ。
あまりの気持ち良さに、結愛は篠の胸元にすがり付くようにワイシャツを掴んだ。
それが逆に求められてるような感覚に陥り、篠の胸がトクンと鼓動する。
唇の隙間から舌を入れると、それに答えるようにおずおずと絡めて来た。
それにはさすがの篠も感動し、より興奮したのだ。
「んっ、ふぅ…んっ」
「ん…」
二人の息遣いと甘い吐息、そして水音が響き渡る。
篠の手が下へとおりる。
そして無防備な結愛の胸で止まると、そのままワイシャツ越しに少しだけ立ち上がる突起を掠めた。
「あっ…」
結愛から洩れる高い声に、篠の下半身が痛い程に反応する。
ゆっくりと形を確かめるように触ると、再び結愛から甘い声が洩れた。
「やっ…、ダメっ!」
ふるふると頭を振るも、それすら可愛らしく篠の興奮を高めるだけだ。
片方の手は腰をホールドしたまま、もう片方の手で布越しから乳首を親指と人差し指で摘まむ。
「あん…っあ、っ…」
結愛が顔を真っ赤に染め、目に涙を溜める。
それが何とも言えない色気を放っており、篠は首筋に顔を寄せて見上げた。
一秒でも表情を逃さないとばかりに、乳首を指でコリコリと擦りながら首筋に口づけをする。
「本郷、可愛い…」
篠は熱におかされたように目をとろんとさせ、愛しい存在の乱れる様を目に焼き付ける。
「はっ…、やめっ…、んんっ、あんっ…ひっ」
逃げるように腰を動かすも、それは篠により叶わない。
そして動いた事により、篠の一部が結愛の足に触れた。
すると硬く膨れ上がっており、自分に欲情している事に気づく。
「もっ、何で…大きくしてんだよっ」
結愛は耐えきれずに大声を上げた。
すると篠がわざと足にそれを押し付ける。
「悪いな、我慢出来ないんだ」
そう言って苦笑いする様ですら、美しく、言葉を失った。
結愛から力が抜けたのを良い事に、今度は両方の乳首を弄り始める。
もうこれには結愛の喘ぎ声が大きく響き、下半身がジンジンと熱を帯びたのだった。
「どうかしたのか!?」
勢いよく入って来たのは千尋で、二人の姿を探して固まる。
「だから入らない方がいいと言ったんですがね…」
その背後には永久が苦笑いして、千尋の背中を叩く。
どんまい、とでも言うように。
「んっ…」
それでも篠は結愛の乳首を触り続けながら、千尋達の方へ視線を向けた。
その表情は普段の無表情などではなく、盛りのついた猫。
いや、雄の顔をしていたのだった。
さすがに何があったのか理解した千尋は、その場で目眩をおこす。
そしてあまりのショックに、そのまま床へぶっ倒れたのだ。
「はいはい、夜蔵くん。本郷くんを解放して下さいね」
篠の襟をつまみ上げると、そのまま床へひょいっと下ろした。
結愛は自分の上から重みが消え、胸への愛撫が止んだ事で全身に鈍い疼きが宿る。
中途半端にされた事により、体に力が入らないのだ。
「御子神くん、夜蔵くんを押さえておいて下さいね」
その言葉に、ほとりも側にいるんだとボーッとした頭で理解する。
「ふふっ、とてもエッチな顔をしてますよ。僕じゃなかったら、くらりと来てしまいますかね」
結愛の唇から零れる唾液を拭い、優しく抱き起こす。
お姫様抱っこをし、近くにあるベッドへと移動させた。
「とりあえず、彼を別部屋に移して下さい。このままでは本郷くんが食べられてしまいますからね」
額に張り付く髪をかきあげてあげると、余韻に浸る結愛に微笑みかけた。
篠は別部屋へと連れてかれ、その間もずっと結愛の名前を呼んでいたが、ほとりにより頭を叩かれてもなお、結愛の名前を呟いていたとか。
倒れて気絶する千尋に、永久は溜め息を着くと、大きな巨体を意図も簡単にソファーへと横たわらしたのだった。
もちろん、お姫様抱っこはせずにだが。
(本郷くんが夜蔵くんのものになるのも、時間の問題ですかね。)
2024.08.22
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