tori


4※R15


※R15、性的表現あるので、苦手な方はスルーして下さい。


「そない顔、他で見せたらアカンで」

飛鳥は結愛を抱えあげると、自分の着ていたブレザーを脱ぎ、床に敷いた。
そして軽々と結愛をその上に横たえさせたのだ。
そして、今度は乳首を口に含む。

「あっ!!?…ひゃ…、うっ…あっ、あんっ…ダメっ…」

舌を突起に這わせ、何度も上下に舐める。
先端の硬い部分か乳首に当たる度、結愛の背中が弓なりになった。

「あっ…、はぁん…、気持ちぃ…、もっと…あんっ、…もっ、と…して…んっ…!」

あまりの気持ち良さに、結愛が太股を擦り合わせる。
その口から快楽を告げる言葉と、おねだりする甘い声がとても可愛らしい。
思わず飛鳥の心臓がトクリと大きく弾んだのだった。

「そない誘い方、どこで覚えたん?……何や、手放せなくなるで」

飛鳥は結愛の蕩けきった顔を見て、自らの胸がキュンと切なくなるのを感じた。
そして同時に愛しさが込み上げて来る。
結愛は自らの腰を飛鳥に押し付けるように、動かす。
もっとして、と言わんばかりに。

「ふふっ、やらしぃ。ここが切なくなってきたんか?」

そう言ってボクサーパンツの中へ手を入れ、立ち上がり始めた結愛自身に直接触れた。
ビクリと体が反応し、結愛の瞳から涙が零れる。

「んっ、はぁ…!」

吐息だけでも色っぽく、さすがの飛鳥も余裕がなくなってきた。
一見、余裕そうに見える飛鳥も制服のズボンの下で、己が大きくなっているのを感じていた。
結愛の痴態に興奮しているのだ。

「ふふっ、我慢出来なさそうやんな」

そう言って、飛鳥は指で輪っかを作り、結愛の性器を上下に刺激した。

「あっ!?あんっ…ひゃ、うっ、…あんっ…!!」
「気持ち良さそうな顔しとるな」

結愛は腰を揺らし、飛鳥にすがり付く。
気持ち良くて、はしたないくらいに脚を開いた。
指の感触が気持ち良くて、狭くて、素早く上下に動く速さに思わず舌が唇の間から出てしまう。
その表情はまさに蕩けきり、色気を放っており、飛鳥は堪らないと舌にむしゃぶりついた。

「ふぅ、んんっ!!んっ、っ…はぁっ…」

結愛から洩れる甘い声。
飛鳥の舌が絡み合い、まるで生き物のように動く。

「っ…はっ…」

飛鳥の目元が赤らみ、唇の角度を変えて、何度も舌を蹂躙していった。
ずくずくと脈動する男根に、これは本格的に止まらないなと頭の片隅に浮かんだ。

「ひ、ぁっ、んむ!ふぅ、…んん!」
「っ…ふっ…」

二人はまだ気づかない。
そこの鍵を持っている人物が、もう一人いる事に。
その人物はドアに鍵がかかっているのを疑問に思い、持ってるスペアで再び鍵を開けたのだ。

「おい、何が気持ち良さそうな顔しとるな、だ。このバカタレがっ!」

そう言って青筋立てて怒っているのは八束で、飛鳥の背後に恐ろしい形相をして仁王立ちしていた。

「この万年発情期っ!!ついにどこでも盛るようになったのかっ!」

八束は手に持っているスリッパで、飛鳥の頭をスパーンと素晴らしい音をたてて叩いたのだ。
それは本当にコントなのかって言うくらい、綺麗に決まっていた。

「痛っ!!何やねん?…ちょっ、やっちゃん!?いつ来たん??つか、スリッパで殴るやなんて酷いっ、めっちゃ痛いんやけどっ…!」

飛鳥が叩かれた箇所に手を置き、何度も撫でる。
それを八束は気にした様子もなく、上から見下すように睨み付けていた。

「お前はここをどこだと思ってるんだっ!!神聖な道場で何て破廉恥極まりないっ!」

部屋中に響く大きな声に、窓がビリビリと音を立てて共鳴する。

「やっちゃん、ちゃうで。ここは道場やなくて、更衣室やねん」

間違ってるよ、何て優しく教える飛鳥。
その姿に、八束の怒りがヒートアップした。

「たわけっ!!そんなもの知っておるわ!!更衣室も道場も神聖な場所には変わりない、一緒じゃっ!!」

何度も何度も飛鳥の頭を叩く。
その度に、飛鳥からは制止の声が聞こえた。
そんな二人を結愛はボーッとした目で見ていたのである。

「本郷がなかなか来ないから、おかしいと思えば…。やはり、お前の仕業か…」

八束は呆れたように飛鳥を睨み付ける。

「やっちゃんばかり狡いんや。永久ちゃんにいつも頼られとるし、こんな可愛い後輩ひとり占めしとるやん」

道場の真ん中で、飛鳥一人が正座をしていると言う、何たるシュールさ。

「お前がこんなんだから、犬神が俺を指名したのであろう」

結愛は何の事かと、首を傾げた。
それに気づいた八束は、溜め息を吐いて説明したのだった。

「信じられないかもしれないが、大友は柔道部部長なのだ。実力は俺をも凌ぐ。だが生徒会会計もしている為、おれがこの部を預かっている」
「えぇぇぇぇ!?」

結愛の驚く声が道場に響き渡る。

「さすがや、結愛ちゃん。ナイスリアクションやで」

飛鳥は説教されている事も忘れ、親指を立ててキメ顔をする。

「お前なぁぁ…、本当にその下半身ユルユルなの、どうにかしろよっ!!」
「酷い、やっちゃんまで噂に左右されてん。俺は愛のないセックスはせんよ?」

八束のイライラがマックスになっていく。

「お前のポリシーなど、知らん!次に道場を汚したら、その口、縫い付けてやるからなっ!!」
「非道、血も涙もないやないか。…俺、やっちゃんに嫌われてもうたんか」

わざとらしく肩を落とす飛鳥を再びスリッパで叩いたのは言うまでもない。


この人自体、得体が知れない。
どこまでが嘘で、どこからが本当か全くわかりません。


2024.09.12

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