20※R15
柳の後頭部に手を添え、もう片方の腕はホールドするように抱きしめる。
2人の距離がゼロになり、玄心は何度も角度を変えて口付けをした。
「はぁ…っ」
息をする為、柳が口を開ければ、玄心の肉厚の舌が唇の隙間から入って来る。
「んっ!?」
にゅるっとした玄心の舌が、生き物のように咥内を動き回った。
柳の舌を捉え、吸い付く。
「っ…んっ…ふっ、ぁっ…」
粘着音が室内に響き渡り、柳はあまりの気持ち良さにとろんと目を蕩けさせた。
玄心のキスは上手で、夢中にさせられてしまう。
玄心もまた、柳の反応に気分を良くし、幸福感で埋め尽くされた。
自分の口付けで、こんなにも蕩けた顔をされたら、男はたまったものじゃない。
そして聴覚からも下半身にぐっとくるものがある。
柳の洩らす声が甘くて、色っぽくて、拍車をかけるには充分だった。
「っ…は、胸は触られましたか…?」
キスの合間に問われ、あまりの激しさに答えられる筈もない。
柳は体を震わせ、必死に呼吸を整える。
返事がない柳の顔を覗けば、キスひとつで限界とはがりにとろけた顔をしていた。
その破壊力といったら、凄まじいものである。
玄心の胸をズキュンと打ち抜き、骨抜きにしてしまうのだから。
ワイシャツの隙間から見える乳首。
ぷっくりとして、桃色をしているではないか。
玄心の頭は殴られたような衝撃が走った。
目を潤ませ、気持ち良さそうに体を震わせ、朱色に染まる頬。
少しだけ開いた口から見える真っ赤な舌と、互いの唾液により光る唇。
そのどれもが玄心の理性を奪うには充分だったのだ。
「…触るだけですから…」
そう自分に言い聞かすように、ワイシャツの隙間から指を入れた。
「ひっ…!?」
きめ細やかな肌が指に吸い付き、指先で乳首を捉えた。
「あっ、ぁんっ…!」
親指と人差し指で摘めば、柳から洩れる甘い嬌声。
玄心の耳を犯すくらいの破壊力だ。
「はっ、ぁ…何て淫美なのでしょう…」
玄心の息が上がり、煽られる。
コリコリと指先で何度も摘めば、柳は背を弓なりに仰け反らせた。
先程、中途半端にしていた竿が天を仰ぐ。
そこに指で輪を作り、素早く扱いた。
「ゃあぁぁ…!!あんっ…あっ、やぁっ!!」
待っていた筈の刺激はあまりにも強すぎて、柳は必死で足をばたつかせる。
だが玄心の指の動きは乳首も竿も止まらず、あまりの気持ち良さに脚をM字型に開いた。
指先はピンと天井へ向き、胸を突き出すように玄心へと近づける。
「ひぁう…っ、あぁぁ!!あっ、あっ、あんっ!!あぁぁぁぁ!!」
柳はびくびくと痙攣しながら、絶頂を迎えた。
その間も脚はM字に開き、腰をがくがくと厭らしく揺らしている。
その妖艶なまでの動きに、玄心の喉がこくりと音を鳴らせた。
「っ…」
玄心の目がスッと見開くと、切れ長でいて、はっきりとした二重であった。
いつも閉じているから全くわからないが、ギラギラした獲物を狙う肉食動物のような鋭さがあるではないか。
閉じてても開けてても美形とは羨ましいや。
「勿体ないですね」
そう言って、玄心の頭が下に下がったかと思えば、肉厚の舌で柳の竿を舐めた。
「っあぁ!!」
力を失ったそれはくたりとしていたが、玄心の舌により刺激される。
「やぁっ!待ってっ、あぁんっ…はっ、あっ!」
ゆっくりと舐められ、柳の精液を蜂蜜でもたべてるように美味しそうに飲み込む。
「ん、おや?また硬くなってまいりましたね」
ふふっと微笑まれ、背中に響く快感。
ざらついた舌に濡れた感触、そのどれもが気持ち良くて、柳は玄心の頭を掴んだ。
「あぁ…、だめっ…んっ、あっ、こし、ゆれちゃ…っ、あっ」
柳はもっと舐めて欲しくて、腰を前後に揺らす。
それすら愛おしいとばかりに、玄心は舐め続けた。
「ぁっ、あっ…、あんっ…やぁ、も…、でるっ!!!」
ぴゅくっと射精すると目眩を起こして、後ろに倒れそうになる。
それを予期していたとばかりに、玄心が素早く体制を立て直し支えた。
「小鳥遊くん、お慕いしてます…。一生、私は貴方のものです」
そう言って、再び唇を奪われたのだった。
(待って待って待って!!!本当にヤバい!!体が全く言う事を聞かねぇ!!何、この気持ち良いの!!10代の性欲半端ねぇ!!俺、マジで食われるかもしれねぇ!!)
2024.07.20
- 22 -
*前次#
ページ: