大丈夫
タウを怒らせると、とても怖いことを知っていたのにまた怒らせてしまった。
締め上げられた腕がまだヒリヒリと痛む。
きっと…ヤキモチ妬きさんなんだよね…
足の間に座らされ、顔にたくさんキスをされる。
タウにヤキモチ妬かせないように気をつけなくちゃ…
心配かけちゃダメ…不安にさせちゃダメ…

「今度、私にこんな思いをさせたら許さないからな。」
「ご、ごめんなさい……」
「そう怯えるな。私は君を愛してるだけだ…♡」
「ん……っ…んちゅ…ん…」
「は……さっきは強く掴みすぎたな、すまない。」
「う、ううん…大丈夫…」
「ミコ…私が怖いか?正直に言ってくれ。」
「こ……怖い…最近のタウは…時々だけ…!」
「あぁ怯えなくていい。そうか、すまない。ふふ、私の事は大好きか?」
「だ、大好きだよ…っ。」
「ふふふ…なら優しく接してあげないとな…ただ、嫉妬深いから気をつけるんだぞ?」
「う……うん……」

やっぱり私の不注意が悪かったんだ…
タウにいっぱい迷惑かけちゃってる。
悪い癖は治さなくちゃ…タウが安心できるように…

「ね…タウ…一緒に寝る…?」
「……寝たいが、まだ我慢だ。もう少し大人になったら、な?」
「うん…?じゃあ寝るまでお話しよ…?」
「ふっ…良いぞ。」

頭を撫でてくれる手はとても優しくて温かい。
私が眠くなって寝ちゃうまで、手を繋いでいてくれた。
うん…やっぱりタウのことが大好き…
こんなに優しくてかっこよくて…

眠ってしまったミコの寝顔を少し拝む。
どうやらミコも私の事を理解し始めたようだ。
これはとても良いことだな。
もっと精進して…早く…婚姻できる歳になったら指輪を渡してあげたいんだ。
私とずっと、ずっと一緒に居ような。
君のことを一生守り、幸せにするから。
だから、しばらくは私の我儘を聞いておくれ…
もちろん、君の可愛いおねだりは何でも叶えてあげるぞ。
私以外を見てはいけないよ、相手がシュネル様だとしても。
触れて良いのは、傍に居ていいのは、見つめ合えるのは、独占してもいいのは、私だけだ。
愛してる…可愛いミコ。
ゆっくり愛し方も教えてあげるからな。
そうだ、今度は恋人らしくデートでも…
街には行けないが二人きりの時間は多い方が良いだろう?
もっと私に夢中になっておくれ。
君の全てを私が貰い受けるよ。
だから、私の全てを君が貰っておくれ。
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