こんにちは異世界
    #6

    戦闘訓練ということで、各々のコスチュームに着替えビルの地下のような場所に連れてこられた
    一度来たことのある場所のようで私達以外は盛り上がっている。それにしてもコスチューム一つで随分と印象が変わるなぁとクラスの子を見渡す

    八百万ちゃんの露出ヤバい・・発育の暴力・・八百万ちゃんの胸を見た後に下を向いて自分の胸を見ると少し悲しい気持ちになった。そんな私の様子を見ていた出水がバカにするようなにやにやとした表情で私の方を見ていたので蹴り飛ばす。
    「いってぇ!」と叫んでる出水を無視して周りを見渡すと、何かと印象に残ってるツンツン君が目に入る(自己紹介の時に無視されて名前を教えてもらえなかった)私の視線に気づいたツンツン君から思いっきり睨まれる


    「・・・ンだよ」

    「コスチューム、この前の時は見る余裕なかったけどかっこいいね!」


    親指をグッと立てながらそういうと「フンッわかってんじゃねぇか」と返されたので「でもツンツン君顔怖いからヒーローって感じしないね」と思ったことをそのまま言うとワナワナと目がつりあがっていく。面白い


    「あァ!?どっからどう見てもヒーローだろが!!後ツンツン君って呼ぶんじゃねぇよバリア女!!」


    いや、どっからどうみても敵顔です。とクラス全員の思考が一致したであろう。


    「え〜?じゃあ名前教えてよ。ちなみに私は苗字名前だよ」

    「はぁ?お前らみたいな怪しい奴らに名前なんて教えるかよ」

    「じゃあもうツンツン君って呼ぶしかないじゃん。ってわけでこれからもツンツン君って呼ぶからよろしく〜」

    「よろしくなツンツン君」

    「〜〜〜ッ!爆豪勝己ィ!!」


    にやにやしながら出水が便乗してきたので、我慢出来なかったのかBOM!と爆発させながら怒鳴るように名前を教えてくれた爆豪勝己君。
    結局教えてくれたのが面白くて出水と二人で思わず吹き出すと「爆豪の扱いがうめぇ・・」なんて呟きが聞こえて来て更に笑ってしまう。猛獣かよ
















    「先生!今回も前回と同じ設定でやるのですか?」


    ビシッと手を垂直にあげて飯田君が問いかける。飯田君はこのクラスの委員長だそうだ、見た目通りだった。


    「今回は体育祭に向けた一対一の純粋なバトルだ!互いの個性を知ってる者同士の戦い方を学んでもらうぞ!」


    「対戦相手の組み合わせは今回私が予め考えておいた!」そういって次々と名前を発表されていくのを眺める

    一対一の対戦か、個人ランク戦みたいで楽しそうだな〜。事あるごとにランク戦しようぜ!と誘って来る槍バカな米屋と戦闘バカな隊長が思い浮かぶ
    無事に帰れたら満足するまでやってあげよう・・・


    「戦闘中の音声は私にしか聞こえない様になってるが・・・今回は出水少年と苗字少女が暇だろうから二人にも聞いてもらおう!」

    「いいんですか?」


    はいこれ耳につけてね、とイヤホンの様なものを手渡されたので装着すると既に建物に待機していた最初の組が喋ってる音声が聞こえてくる。
    最初に戦うのは切島君と轟君のようだ。


    「さて、切島少年と轟少年!今回のルールは、屋内に潜んでもよし!屋外で堂々と戦ってもよし!渡した確保テープを使って相手を捕えるか相手に参ったと言わせれば勝利だ!準備はいいかい?」

    "おっけーっす!"

    "あぁ"

    「オーケイ!それじゃあ制限時間は10分だ!スタート!!」


    それにしても・・・轟君めちゃくちゃ顔いいな、烏丸君レベルじゃない?
    興奮気味に出水に同意を求めると頭を小突かれた。