間もなく机の割れる音と土方の悲鳴が聞こえた。



(高杉のヤロー、いつか膝まつかせてやる…

…まァ、勝ち取るのは俺でィ…)


―――――


『た、高杉くん、離して!』
「ぁあ?嬉しいくせに照れんなよ…」


ぐっと今以上に腰に力を入れる。

「顔、真っ赤だぜ…?」


『照れてません!離して下さい!』


「そうだ、離してやれ」


バリッと力任せに2人を引き離す。



『桂くん!』
「…ヅラァ……」


現れたのは桂。

「ヅラではない桂だ」


高杉は鼻で笑うとつまらなそうに席に座った。


(いつまでも照れやがって…可愛い女だ…)


―――――

「大丈夫か?」
『うん。ありがとう』



「また同じクラスのようだな…」
『うん。1年間よろしくね』
「あぁ。
3年間同じクラスだと、何か運命を感じないか?」


『…え?』


「俺達の前世は恋人同士だったのではないだろうか?」
『ーは?』




その時、


―――ガラッ


「はーい、新学期だぞー」

と担任が教室に入って来た。


「お、じゃあまたな」
『………うん』

2人は席に付いた。



(前世から結ばれてる2人など…最高ではないか!)

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