「ツナのバカっ!アホっ!!ドジ!!間抜けぇっ!!」
苛々して、めちゃくちゃに走り回ってて、気がつくと河川敷にいたから、土手に座りこんでわめいてやった
言ったじゃん!!いいよって言ったのに!!嘘だった訳!?
ツナは優しいから断われなかったって!?
ボロボロと止まらない涙を拭いながら私は叫び通した
「嘘つき……!これからもよろしくって言ったくせに……!」
むかついてむかついて、近くにあった石をグッと握り締める。
目の前に流れる川にぶんなげてやろう、と振りかぶった時、
「依泉!!」
呼ばれた、名前。
彼の声に嫌でも反応してしまう自分が嫌になった
「ツナ…」
「何やってるんだよ!?こんな寒いのに!!」
石を持った手を降ろして振り返れば、必死な顔で駆けてくる少年が一名。
肩で息をしながら駆け寄ってくるツナは私の手をとろうとしたけど、私はそれを振り払って距離をとった
「どーせいなくなっちゃうんでしょ!?ならさっさとどっか行っちゃえば!!」
「……依泉」
なんで泣きそうになってんのよ?
悲しそうなツナを見て私も悲しくなってきた。
なんで私が泣かなきゃいけないの!?
「連れて、いけないんだ。
本当は連れていきたいけど、それはオレの我が儘で、連れてったらきっと依泉を危険な目に合わせることになる」
「なに言って……?」
分からない、判らない、解らない。ツナは一体なにを言ってるの?日本語だよね?これ?
わかんな……あ。
「………だから?」
「え?」
「『マフィアのボス』………だから?」
「は……、はぁぁぁぁっっ!?」
河川敷に、ツナの絶叫が響いた
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