Sushi



1000文字以内の短い小説です。名前変換無しナマエ固定。
脳内補完してください。

2021/03/07(Sun)

kbn夢

「ナマエちゃん♪」
「ひっ……だ、誰ですか」
 目の前に立ち塞がり、私の名前を呼ぶ人物を見る。マスクにサングラスといった怪しい出立ちのその人は見上げていると首が痛くなるほど背が高い。
「酷えなあ。本当は分かってるくせに」
「……キバナさまですか」
「あったり〜!」
 やっぱ分かってるんじゃん、流石オレさまのナマエちゃん♪と抱きついて来ようとするのを避ける。オレさまのって何ですか、私は私のものです。
「サングラスにマスクまでしてるなんて珍しいですね」
「ああこれ?実はオレさま花粉症でさ。変装というよりは花粉対策なの」
 大変ですねと相槌を打ちながら、ドラゴンも花粉症になるんだ、と失礼な事を考えていたのを見透かされたのか。何故か肩を抱かれる。嫌がらせですか。
「今日はどこに行くの?」
「関係ないですよね」
 え〜、オレさまも付いてくと言いながら勝手に歩き出すのに抵抗する。が、そんなのお構い無しだ。こうなったら。
「キバナさま」
「えっ!何!」
 嬉しそうに見下ろして来たキバナさまのマスクを奪う。途端に顔を歪ませくしゃみを始めるキバナさま。
「そんな状態じゃ無理ですよ。お家でご静養なさってください。では」
「な!待って、ナマエちゃ、へっくしゅ!クソ〜……っくしゅん!」
 背後で想像以上にくしゃみを連発するキバナさまに罪悪感が少しだけ湧き上がる。……今度気が向いた時はお出掛けに誘ってあげてもいいかも。気が向いたらね。

kbn夢

2021/01/28(Thu)

kbn夢

「キバナくん、それって発売して早々に売り切れたハンドクリームじゃ…」
「ああ、今日スポンサーに貰ったんだよ。使うか?」
「いいの!?じゃあちょっとだけ」
手の甲をすっと出してきたのでキャップを開け出してやる。
「わわっ!もういいよ!…こんなに出しちゃって勿体無いな〜」
「悪い悪い」
そうだ、つい自分の手に付ける量出したがコイツの手は小さいんだった。塗り広げるのを諦めたのかオレの手に塗り込み始める。
「キバナくんにもお裾分け〜」
「はは!サンキュー」
意図せずコイツと同じ匂いを纏えて満足、なんてな。

kbn夢


back
prev / next
トップページへ
SS#title#