紫之創×幼馴染男主 R-15
からかいネタ ※捏造の塊




「腹減りー、だりー、ねみー」

「なまえ、それ3時間目の終わりからずっと言ってるな」

「なまえくんが待っていたお昼休みの時間ですよ」

俺の机と隣の友也の机をくっつけて友也と創と俺の3人で机を囲む。3人とも持ってきたお弁当を机の上に広げれば俺のお腹の虫はまた鳴いた。

「創の弁当すごいなあ。」

友也の声に俺も創の弁当を覗き込む。

「うわ!ほんとじゃん!なんだよこの可愛い弁当は!」

「えへへ…これは…ちょっと時間があったので色々作ってみたんです。」

創のお弁当の中にはウサギの形をしたリンゴや白ご飯と海苔でクマも作られている。全体的に見ても可愛さが溢れるお弁当に友也はすごいと呟いた。


「はー…創は昔っからこんなのばっかりだよなー」

俺は自分の弁当を貪りながら創に言った。

「昔からって、昔もこんな可愛いの作ってたのか?」

友也が俺に聞いてきた。友也とは中学から一緒だけど、俺と創は小さな頃から幼馴染で高校1年で同じクラスというここに至るまでずっと一緒だった。

それは今も変わっていなくて登校も下校もいつも一緒。小さい頃から隣で見てきているから創の大体のことはわかる。

「違う違う。弁当の話じゃなくてちっさい頃からこういう可愛いものばっかりってこと。まあ、見た目が女子より女子っぽいんだし俺だって最初女の子かと思ってたくらいだからさー。」

「まじか。」

「おう、昔の写真見たら全員女の子だって言う。」

「…なまえくん、その話はやめてください。」

創が少し頬を膨らませたから俺はもっと言ってやりたくなった。

「ほんっとーに、高校生にもなっても女子と間違えられるんだぞ?男の大事なアソコほんとについてんのかよ!っていう」

ケラケラと笑いながら、友也に な?と聞くと友也は頬を引くつかせている。

「友也ー?」

「なまえ…創が…」

創がなになに?
創の方に顔を向けるとにこにこと笑顔のままだ。

「…なまえくん…僕もいい加減怒りますよ…?」

笑いながら言っているけど声が笑っていない。

「……冗談だっつーの!創のアソコなんか何回風呂場で見てきたことか!あるのはしってますー」

冗談だろ冗談〜そんな怒んなよ〜とおどけると創は諦めたのかため息を吐いてシロクマの耳を箸で掬った。

「お前らほんと仲良いよな〜」

「まー、ずっと一緒だしなーどうする!?もし俺に彼女できたらさ!創とどっちが可愛いかな?!」

「……なまえくん、」

今度こそ創は笑っていなかった。冷たい目が俺に突き刺さってくる。

「へいへい。冗談ですよ創お嬢様ー」

「は、創!箸が折れそうだから!」

友也の制止に創はまたため息を吐いた。これが俺と創の通常運転。

女子以上の可愛さを持つ創と、それをからかう俺。それはずっと昔からなのだ。

創が小さい時だってスカートを履かせられていた創にはーちゃん、女の子みたい!ってケラケラ笑っていたのはいつだって俺だ。

それはこれからも変わることのないはずだと俺は信じて疑わなかった。




****



「やっと終わった〜」

「Ra*bitsって今日レッスンあるんだっけ?」

「いや、今日はなし。俺は演劇部があるし、もう行くよ。」

「おう、頑張れー。」

教室から出ていく友也を見送って俺も帰る準備をした。

「創は?今日部活?」

「いいえ、ぼくも何もないのでなまえくんと一緒に帰りますよ。」

「んー。じゃあ帰ろーぜ。」

創と並んで廊下に出る。これも小学校の時から変わっていない。

「創ー、今日うちに遊びにくる?」

「いいんですか?じゃあ…いこうかな」

えへへと笑う創は本当に女子より可愛いと思う。俺にもいつかこんな彼女が出来たらなあとは心の底で思ってるんだけどさ。

家に帰ると、創は弟と妹の世話をしてから来ると言うから俺はお菓子とジュースを適当に用意した。

「お邪魔しますね…」

鈴が鳴るような柔らかい声だって昔と変わっていない。

「創ー。1階に菓子置いたままだった!取ってきてー!」

2階から大声で創に言うと何かぶつぶつ言っていたけどちゃんと持ってきてくれた。

ベッドに寝転ぶ俺と課題をスクールカバンから出し始めた創。

「はぁっ?課題今からすんのかよ。」

「早く終わらせたいじゃないですか」

「出たー。創の真面目っぷりー。優等生ー。」

「なまえくんはもうちょっと真面目に宿題とかやった方がいいと思いますけど。」

「けっ、創に後から見せてもらうからいい」

「……ぼくは絶対見せませんからね」

「ふん、創のばかやろー。女顔ー。ほんとーにおまえのアソコついて「なまえくん。」

冗談じゃん。冗談で売り言葉に買い言葉で返しただけじゃん。

それなのに、創はベッドで寝っ転がる俺に近づいて見下ろしてきた。

思わず漫画を閉じて胸に当てる。

「な、なんだよ…」

じっと見下ろす創の目は暗い。

「ぼく、ずっと我慢してきました。」

「なにを…」

「なまえくんにどれだけ女の子扱いされても我慢してきました。…でも…。もう…今日という今日は許せません。」

「………創…」

ついに創を怒らせたか…?ごめんと謝ろうとしたけど創は止まらなかった。

「アソコついてるか、ってついてるに決まってるじゃないですか。何回も見たんですよね?冗談も大概にしてください。それに…彼女が出来たら…?何言ってるんですか?なまえくんに彼女なんて出来るわけないじゃないですか。」

「ひ、ひど…」

「ひどい?ぼくのほうがひどいこと何回も言われました。なまえくんの彼女とぼくのどっちが可愛いか?なんて…。彼女なんて作らせませんよ。必要ないですもん。ぼくがいますから。なまえくんがいってたぼくのアソコの使い方、今から教えてあげましょうか?ぜんぶなまえくんのためにあるんですから。」

「な、なに…ひっ…」

今まで見たことのない創の笑顔が怖くてベッドの上で固まった。創の手が伸びてきて俺の腕をベッドに押し当てられる。腕の力が強くて抵抗しようもしても剥がせない。

「ちょっ、創…っ」

「どうですか?ぼくも男です。なまえくんより身長も高いです。力だって…」

ぐい、と体重をかけられてさらに力が強くなった。

「い、今までのはごめんって!どうしたんだよ創!」

「許さないって言ったじゃないですか、なまえくん。我慢してきましたけど、もう無理です。あと2年すればなまえくんを簡単に組み敷けるかとおもったけど…もう、止められません。」

「は、じ…め」

創の唇が俺の口に押し当てられた。

過去の俺に教えてあげたい。
創を最初から男扱いしておくんだった。からかったりせず、ちゃんとはーちゃんかっこいいって…言うべきだった、と…。

もう遅い。俺の大事な処女は創に奪われてしまった。


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