03
翌日の会議のために早く寝た
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なぜか歌舞伎町に倒れていた
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ボロボロの状態で体が縮んでた
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ホストに連れて帰られた
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リーマンに手当された
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病院の先生に診てもらった
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ホストとリーマンに拾われることになった
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子供用の服を買いにきた ←イマココ!
「つーわけでぇ!なまえの服買ってくぞ!」
「あぁ…店員さんの目がすごく痛い…。平日の日中にサラリーマンとチャラい男がなんでボロボロの子供連れて歩いてるんだ、っていう視線がすごく痛い…。」
病院を出たあと、まずはボロボロの服を着替えるために一二三さんと独歩さんと一緒にデパートに来ていた。
「ていうか、なまえ何歳なんだよ〜」
「25歳です。」
「ノンノン、その体!」
「…わかりません…。」
「だいたい10歳くらいか…?俺たちが小さい頃もこんな感じだったっけ…。」
「あ〜独歩の小さい頃な〜、あの夏休みの話をしてやろうか!「おい一二三!それ以上言ったら…」おぉぉ〜こわいこわい!なまえ、独歩には気をつけろよ〜」
「は、い…」
この2人仲良いんだな、と下から見上げていて思った。見上げる、って結構首が疲れる。自然と上目遣いになるけど、俺の上目遣いは悲惨だと自覚している。
「ん…?どしたなまえ?歩くの疲れちったか〜?」
「いや…大丈夫です。あの…服のお金とかは…」
「気にすんなって!全部払うし!独歩が!」
「俺が?!まぁ…別にいいんだけど…」
「うそうっそ〜なまえが着たいやつあったらどんどんカゴの中に入れてけ!」
「…一二三さん、独歩さん…ありがとうございます。」
ぺこりと頭を下げると一二三さんは屈んで俺と目線を合わした。それから、気にすんなよ〜、と言って頭をわしわしと撫でた。
「あとあと、そんな硬っ苦しくなくてさ〜もう一緒に住むんだし?もっとフレンドリ〜にいこうぜ?さん、なんかいらねぇよ!」
「…一二三…、独歩…?」
「そーそー!な、独歩いいだろ?」
「まぁ…その方が周りからも変な目で見られないだろうし俺も賛成だ…。」
「…本当にありがとう…。」
それから一二三と独歩に服と生活に必要なものを買ってもらった。人が多くて途中2人を見失いそうになったから、俺は独歩のスーツの裾を少し掴んだ。
「……あ、」
それに気づいた独歩が俺の裾を掴んだ手と俺を見て手を出してきた。
「…手、繋ごうか。」
体が子供になったら中身も昔に戻ったように、大人の人と手を繋ぐと安心感が生まれた。
俺からしてみると独歩の手は大きくて、その大きな手に俺のちっちゃな手は包まれた。
これなら安心だ…。離れないようにぎゅっと手を握ったら独歩が少し目を見開いたあとゆるりと笑った。
あ、この人、笑うんだ。
暗いイメージがあったから少し意外だった。
***
「困ったな。」
はぐれた。完全に迷子になってしまった。
ちょっと視線を外してたらいつの間にやら2人の姿はなくて自分が所謂迷子というものになったんだと把握した。
携帯も持っていないし連絡先も知らない。
これじゃ連絡の取りようもないな…。
立ち尽くしてどうしようかとうんうん考えていると頭の上から声が降ってきた。
「大丈夫?お父さん、お母さんと離れちゃったのかな?お名前言える?」
デパート店員のお姉さんだった。
これだ。俺は閃いてこくりと頷いた。
『迷子のご案内をいたします。白い服を着たみょうじなまえくんが1階サービスカウンターでお連れ様をお待ちです。日頃の疲れからか常に目が死んでいる観音坂独歩さま、または一二三ジゴロ、ハイテンション伊弉冉一二三さま、1階のサービスカウンターまでお越しくださいませ。』
言うまでもなく、5分以内に2人はすっ飛んできたよ!
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