前回真緒が部屋に来てから3日が経とうとしている。
真緒は合鍵を持っているため、俺が部屋にいなくても入れる。
まあ、俺が部屋にいない時なんてないけど。
そろそろ部屋が汚くなり始めた。
真緒のご飯も食べたい。
だからといって、真緒に来てほしいなんて連絡をしようとは毛頭思わない。
これは世話好きな真緒がしたい時に来るだけで別に俺じゃなくても誰でもいいんだと思う。
ただ、この4年間で真緒のご飯を拠り所にしている俺としては少なくとも真緒が来るのを心待ちにしているのは事実だ。
カタカタとネトゲ仲間と適当にゲームをしながら時計を見た。夜になったら真緒来るかな…と考えても来る確証なんてない。
こうも毎日オンラインゲームをしていると、望まなくても強くなっていて今では廃人同士ネット上で毎日顔を合わせている。
引きこもりニートなんて俺以外にもいるんだという安心感をもたらしてくれるからネトゲはやめられない。
少し休憩しようかなと伸びをしたところでそばに置いていた携帯にメッセージが入った。
開くと、真緒からだった。
【なまえ!最近忙しくて今日行こうと思ってたんだけど行けそうになくって…ごめんな(>_<) 】
顔文字付きで送られてきたメッセージは真緒が今日来ないことを示していた。
【大丈夫。むしろいつも来てもらって悪いし。】
少し残念に思いながら返信をしたらすぐに既読になって返ってきた。
【実はライブもあったり詰め込んでて1週間程行けないんだよ…大丈夫か?】
【全然大丈夫。】
【ちゃんと掃除して、洗濯して、ゴミも出すこと。面倒臭いからってゴミためないようにすること!】
【わかった。】
【俺が行ければ1番いいんだけど…】
【別に真緒の義務じゃないから】
また、俺は言い過ぎた。送ってしまったものは取り消せない。既読がついても返事が返ってこないことに少し不安になった。
ついに真緒を怒らせてしまったかと焦る。もうご飯作りに来てくれないかな、とか考えて今すぐ謝ろうかとしたところでポコンと音が鳴った。
【傷つくこと言うなよ!(笑)早くなまえのところに行きたいから仕事頑張るな!(p`・ω・´q)】
人の気持ちを考えていないかのような言葉を送ってしまったのに真緒は逆に俺のところへ行きたいと言ってくれた。
罪悪感でいたたまれなくて、頑張れというスタンプを送った。
1週間か…長いなあ。
生き延びれるかな、そんなことを考えてまた食べ物をポチッた。
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