どうもこんにちは、私、猫宮理久!今日から立海大附属高校一年生!
北海道からの単身上京だけど、私頑張る!なんたって私は魔女だからね!
そうです私魔女なんです。
そりゃあもうなんだってできます。魔女ですから魔法なんてお茶の子さいさいなわけで。
元々北海道に住んでいましたがとある理由で神奈川へやってきました。
もちろん一人です。初の一人暮らしに心躍っている状態でした、昨日までは。
今日から高校生というわけで、案内に従って教室へ来たわけですが。
な〜んということでしょう。この学校は附属ということで大体が中学からそのまま上がってくる人が殆どらしく、見るも無残に仲良しグループは出来上がっておりました。
つれぇ。なんかもうつれぇ。
いや別に私を仲間外れにしているわけではなく、ただ単純に仲良い子達で固まって話しているだけで、私のことは眼中に無いと言いますか……そりゃそうだよな…
一人ぽつんと席に着き、これからどうしたもんかと小さく溜息をつく。
友達の作り方が分からない。詰んだ。
私も可愛い女の子達とキャッキャウフフな会話したい。私魔女だから!!占い得意ですよ!!百発百中ですよ!!って提示したら釣られないかな!?
もうね、そもそもこんな方法しか思いつかない時点で終わってんですよ。寂しい。
はあああと机に突っ伏す。
だめだ初日からのダメージがでかすぎる。切り替えだ切り替え!開き直れ!いいよもう地元帰れば友達たくさんいるもん!未だに人のこと魔女だって信じてくれてないし魔女に魔女ってあだ名つけるような奴らだけどいいもん!!
その虚しすぎる宣言は、理久の心の中でこだまする。
理久としては女友達が欲しいわけなのだが、もうすぐ予想だにしなかった人物達と友達になることになる。
それは理久にとってコレジャナイ感満載の日々の始まりであり、友達になる"彼ら"にとっては非日常の始まりなのだ。