金儲け×競売×腕相撲!
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二週間が経過して、ゴンとキルアが待ち合わせにしていた広場に俺も戻ってくる。ゴンとキルア既にいて結果を聞けばゴンが勝ったらしい。


「あ〜〜あ!4コーナーでムームーダンスがこけなきゃ12倍入ってたんだよな〜。」

「博打で一発当てようとするのがまず間違い!」

というゴンも損失は無いけど二週間で儲けた金額は1万4997ジェニーでアルバイトでもした方が稼げると思う。

「お前こそ、そこ金額じゃ路上で空き缶置いた方が稼げるぞ!!」

キルアは一時的には2億ジェニーまで上り詰めたらしいが、その後にやられたらしい。
やっぱり期待しないでよかったかもしれない。これで80億渡してたら、それも消えてた可能性が大だからな。

「とにかく勝負は俺の勝ち!一つ俺の言うこと聞いてもらうからね。」

「へーいへい。」

まぁ、彼ら二人の所持金が更に半分になったと考えても良いな。俺の方でも金儲けの策は幾つか考えたけど直ぐには儲からないからな。

株で儲けるにしても、その道のプロじゃ無いから不安しか無いし、起業しても上手くいくかもわらか無い上に、直ぐには儲けられない。

「そうだゴン、レオリオとクラピカは今どうしてるか聞いてるか?」

「レオリオは午後に着くって。クラピカは昨日から来てるみたいだけど仕事中だから時間取れないかもってさ。」

「クラピカは真面目に働いてるみたいだしな。」

どんな仕事をしてるのかは分からないけど、危ない道に手を出してなければいいな。


「あ、そだ。この二週間、ゴンに会えてないせいでゴンエネルギーが不足してるから抱きしめさせて。」

「……え?」

街中でぎゅっとゴンを抱きしめたせいか、周りの視線が俺とゴンに向けられてるが、そんなの御構い無しだ。


「あぁ…回復する〜。」

「ロウ、重たいよー。」

この温もりを欲してた。一人寂しくホテルで生活してのが原因かゴンの幻覚が見える禁断症状がで始めたからな。


5分くらい抱きしめ続けて充電がMAXになった所で、俺たちは再び歩き始める。
ゴンの機嫌は少し損ねたけど、ムッとした表情も良いよな。

「そうだ、キルアの番号教えてくれない?」

「え、番号?」

「携帯のさ。できればクラピカとレオリオのも頼む。」

こないだシャルナークに勧められて買った携帯を手にすればキルアは驚いていた。
なんだ、その俺に電子機器は似合わないみたいな顔は!


電話番号の登録を済ませればキルアはゴンを見ると「お前も携帯そろそろ買えよ。」と言う。俺もそれには賛成かな?


こないだとは別の携帯ショップに行けば店主が薄型の携帯を勧めていた。

「いらっしゃい!これいいよ!今一番の売れ筋!!カードサイズの超薄型!」

なんだか、落としたら壊れそうな携帯だな。耐久面でも良さそうな機種がゴンにはいいだろう。

「それはやめとけ!使えねぇ国が結構あるし防水でもねーし完全に電話だけ掛ける人用だ!」

懐かしい声に振り返れば、レオリオのすがたがあった。この流れはデジャヴ感があったが気にしないでおこう。


「俺のオススメはビートル07型。少し重くて値も張るが全世界対応、屋外での圏外なし、200種類の言語通訳機能付き、更にTVも観れるし録画もできる!」

結構な機能が付いてるんだな。特徴的なデザインだが悪く無い品だというのは理解できた。


「え!?マジ!?ゴンこれにしようぜ俺も買う!」

キルアも買うのか…。1本20万もするけど…たった二本40万なら誤差だな。

そう思った矢先にレオリオは先ほどの携帯の値切り始めた。店主も困っている様子を見せてたけど、レオリオはガツガツ攻めていく。



辺りを見渡せばギャラリーが出来ておりみんなレオリオに釘付けになっていた。携帯買うだけで、こんなに人が集まるなんてスゲーよ。

しばらく交渉が続いて1本の価格11万580ジェニーまで値切ったそうだ。半額近くなするなんて流石レオリオだな…。

「ちなみに俺は同じ機種を8万29ジェニーでゲットした!相手が『もう帰ってくれ』って言ってからが本当の商談だぜ君達!」

一人で盛り上がるレオリオに、俺たち三人は一番オークションから遠い人だと口を揃えて言った。


ゴンの電話番号も登録したし、いつから電話でも会話してみたいな。また、いつもと違った雰囲気で話せると思うし。


「ただいま新商品イチゴ豆腐の試食会してまーす!あなた達もいかが?」

お店の前に立つお姉さんに声をかけられると、思わずイチゴ豆腐と呼ばれるものが入るカップを受け取ってしまう。


「見てよ豆腐がピンク色だよ!」

手にしたイチゴ豆腐を見てゴンは凄い物を見たというキラキラした表情をする。

「おぉ、これ結構おいしいな。」

レオリオはイチゴ豆腐よりもお姉さんの方に興味があるみたいだけど…。でも、なんかデートしてる感が出てきた。

「本当に美味しいね。」

あ、今の笑顔可愛い…。このスイーツもいいけど、やっぱりゴンが一番かな?でも、スイーツが美味しかったのは確かで、俺は四人分買っていく。

無駄な出費かもしれないけど、偶には美味しいもの食べないとやってけないよね。
一つ980ジェニーもする高級品だったけど。もはや金銭感覚はマヒしてるから誤差だと思い込んだらそれまでだ。




その後も観光気分で街を歩いていたが日も暮れたので予約を取ってたあったホテルに行き、俺はゴンと並んでベッドに腰を下ろした。


「最低落札希望価格が89億ジェニーで所持金が500万?んでロウの所持金は80億…。」

レオリオは俺を二度見するや「はっ80億!?」と驚愕した表情を見せた。
いや、俺も結構な買い物しちゃったから、まだ80億あるかはわかんないけどさ。


「う〜ん、80億もありゃサザンピースのオークションの入場料は余裕だな。
だが、最低落札希望価格が89億って事は倍はねーと厳しいな。

そのゲームにゴンの親父の手掛かりがあるって言われても手に入れるのが不可能に近いんじゃしょーがねーよなぁ。」

レオリオは入手は不可能だと言うがキルアが「入手何度が易しい」と伝える。それに、レオリオは驚いた様子を見せる。

「サイトで見た説明だと金だけで手に入れられるものだからだとさ。」

「へっ、やっぱり金だよ世の中 金!!」


その後、レオリオとゴンは他にいい方法を探して、俺たちに出来る競売のやり方を見つけたのかレオリオは俺たちを連れて宝石店に駆けて言った。

何を思ったのか300万相当のダイヤモンドを購入して、近くの路地で競売を始めた。

内容は参加料1万でゴンと腕相撲して勝てばダイヤモンドを与えると言うもの。念能力者相手、それも強化系相手に一般人が勝てる訳が無いんだよな。

でもダイヤモンドの元を取るだけでも300勝たないといけないんだろう…?
そこから80億くらいは更に欲しいから…腕相撲で80万回勝たなきゃいけない…。


(うげっ…まじでやるつもりなのか!?)





この競売が始まってゴンは150人抜きした後に明らかに普通じゃ無い眼鏡をかけた女性が参加してきた。恐らくは念能力者…。これは勝てよゴン。


二人が手を合わせれば腕にオーラが纏う。開始の合図とともに、ゴンが本気でやる。最初はお互いに譲らなかったが、徐々にゴンが押していき何とか勝利した。

そうか…相手に念能力者がいる事も想定しておかなくちゃいけないのか?いや、でも余程の使い手じゃ無いと強化系のゴンには勝てないはず。
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