探索×旅団×情報求む
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奴らの居場所を1000万ジェニーで求と電脳ページで情報待ちをする。
確かに来る事は来るが、写真がなかったり合成写真を送り付けてきたりで当てにならないな。

4時間粘るが、結局その日は奴らの居場所も手がかりも掴めずに終わる。この作戦じゃ今後も見つけられる保証がないな。


一度、四人で集まり作戦の見直しをする。このままだと時間だけが過ぎてしまう気がするからな。

「やっぱりマフィアに追われてるのを承知で人混みの中に現れるかって言ったら期待薄だな。ヨークシンにいるっていう保証もない。」

「んでもハンター情報サイトでも有力な手掛かりがなかったしな。団員個別の情報は30億もして、赤字になっちまうし。」

せっかく1億も払って見たのに旅団が関係した事件とかそんなんばっかで。まぁ、頭の顔も確認できたからクラピカに報告だな。

んでも、クラピカとは繋がらないんだよな。携帯の電源オフってるのかなぁ…。

「お前らん中でクラピカとコンタクト取れた奴いる?」

3人に聞くが全員首を横に振る。そりゃそうだろうな。あいつなら、俺たちの知らない事も知ってると思ったんだけどな。


「まぁ、クラピカは色んな意味で俺達の手を借りたくないと考えてるよ。借りたいなら連絡くらいしてくるだろうし。」

言われてみりゃ一回も連絡なんて誰も来てないみたいだし…。まぁ、同胞の仇なんだから自分一人でカタをつけたいんだろうな。


「とにかく今は俺達だけでやってみようよ。俺達が本当に力を貸して欲しい時には、きっと連絡が取れるよ。

逆に俺達の力が本当に必要な時にはクラピカから連絡をくれる。」

やっぱりゴンはポジティブだよな。何でもネガティヴに考える俺にとっては、たまに眩しすぎるくらいに元気付けられる。


「本当にお前には元気付けられるぞ。」

「えっ!?急にやめてよー!」

ぎゅーっと抱きしめればキルアとレオリオから冷たい目線が飛ばされるが、御構い無しにゴンを抱きしめる。
あぁ、本当に安らぐわぁ…。



もう一度、俺のホームコードに欲しい情報が入ってないか確認するため近くのネカフェによる。俺のIDでログインしてメールを確認するが何も入ってない。

「収穫なしだな。」

「旅団一人につき20億って懸賞金は魅力だけど見つけるのは厳しいかもね。
懸賞首探しに一番必要なのは幅広くて確かな情報だからな。」

でも、そんなコネクションのある知人もいないのに、どうすれば良いんだよ。

「まぁ、情報の報酬金を3000万まで上げてっと…。」

捕まえられる自信ないから、あんまり情報に金は掛けたく無かったんだけど…仕方ないよね。

「他に策はないのかレオリオ?」

「う〜ん…今の所はねえな。3000万まで引き上げたんなら有力な情報もくるだろ。

それよりも先にオークションの入場券を買っておこうぜ。競売品目録カタログを買っておこうぜ。」

そうか、そろそろ入場券を買っておいた方が良いのか。金だけ集まって入場出来なかったらアホくさいからな。




今日はホテルで休む事にして、明日に競売品目録カタログを買う事になった。

時刻は午後11時となり、外はいかにも夜の街と言った雰囲気だ。一通りの少ないホテルを選んだから辺りは静まっている。


バルコニーに出てみれば、都会からでも綺麗な星空が見れるものなのかと感心する。
たまには、黄昏ながら休憩したい時もあるんだ。


バルコニーに近づく足音が聞こえる。この音はゴンだな。キルアの足音は殆ど聞こえないし、レオリオはもう少し重い音だ。

「今日は大丈夫そうだね。」

「…何が?」

振り返ればゴンは笑顔で俺の真横に来た。それよりも何が大丈夫そうなんだよ。


「前みたいに難しい顔してたら思いっきりビンタしようかなって思ってたからね。」

「…マジか。」

いや、悩み事があったらゴンに相談するって言うのを破りまくってるから当たり前かもしれないけど。
頼りにしてねってゴンは言うけど、いっつも俺は一人で解決する方向に進んでるしな。


「まぁ、今日は気分が良いからな。お前のおかげで今の所は悩みもないし。」

「う、うん。」

あ、今照れたよね。そんな可愛い反応されると抱きしめたくなる。けど、雰囲気的にそう言う空気でもないしな。








翌日は競売品目録カタログを買うためにレオリオに連れられたビルに足を運ぶ。

「サザンピースは6日から10日までの5日間 競売をやっているが、いつどの品物が競りに出されるかは、このカタログを見ないとわからない。」

レオリオはカタログについての説明を来る途中でする。そのカタログがあればグリードアイランドがいつ競りに出されるのかも分かるわけだ。



カウンターでカタログの購入を済ませると、ロビーにある席に座って四人で囲むようにカタログを見る。

「あった!」

ゴンがページをめくればグリードアイランドのページが開かさり内容を読んでいく。
競売予定日は6日から8日までが、それぞれ一本ずつで10日に二本が出品。




ビルから出て次の目的地に向かうまでの間にゴンの狙いについて聞く。

「ロウが昨日、伝言サイトに登録した条件で有力情報を待つ!
首尾よく情報が入って旅団の1人を捕らえたら今度は、そいつを締め上げて残りの団員の居場所を吐かせて捕まえる!
名付けて芋づる作戦!」

そんな上手くいくもんだろうか…。生け捕りは俺がやるとしてキルアなら拷問のやり方くらい分かるから出来ない事もないのか…?


「んでも問題はさ情報条件を限定してもガセネタはとめどなく来るんだよね。」

「マジでそうだった。それがいちいち本当かどうかをジャッチなんてしてられない。」

キルアの意見に俺も肯定するように言えばレオリオには考えがある様で「ある程度は絞れる」と言った。


目撃者が「どこ」で旅団を見つけたかによって。あえて伝言サイトには場所の情報を流さないで、その上で「ヨークシンで見た」って情報が入れば本当の情報である可能性が高いと取れる。

それに旅団はヨークシンにいる確率が高いとのことだ。陸・海・空・地下と言った交通手段をマフィアが監視しているから。
盗んだ競売品を持って見つからずに脱出するのは不可能とのことだ。




「あれ、あの人だかりは何だ?」

少し離れたところで行列が出来ているのを目にした。なんか良いもんでも売ってんのかな。

「ここって前にイチゴ豆腐を売ってたところだよね?」

ゴンにそう言われて思い出す。じゃあ、あの人だかりは…まさか…ヒットして行列が出来てるのか!?

近づいてみれば、案の定、イチゴ豆腐を売っていてブームが来ているらしい。表のヨークシンは何と平和なんだろうか。まあ、美味しかったから仕方がないよね。


「あれ結構美味しかったんだけどなぁ〜。」

ゴンが物欲しそうに言うが、この行列に並んで待ってる時間なんてないんだよな。
それに、俺からしてみればイチゴ豆腐よりも、それを美味しそうに食べるゴンの姿の方がスイーツだった。

というか、一層の事ゴンをお召し上がりになりたいなあ…えへへへ。


「おいロウ、ニヤけてるぞ。」

「う、うそ…。」

そんなにニヤけてたか?いや、キルアの目はゴミを見下す様な目になってるから本当だったみたいだな。


「おいゴンはロウがこんなんで良いのかよ?」

「う〜ん、少し前のロウはずっと難しい顔してから、今のロウ見てるとハンター試験と時のロウを見てるみたいで安心するし。」

そんな事言われると照れるな…。俺って、そんなに見られてたのかな…?


「まぁ、ゴンがそう言うなら良いけどさ、人前でみっともない顔すんなよなロウ。」

「ごめん、ごめん。」

そんなにみっともなかったのか…。今の俺がハンター試験とき見たいってゴンが言ってたけど…それってつまり試験受けてた時の俺ってみっともなかったってこと?
それはそれで流石の俺でも傷つくなぁ…。
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