課題×仰天×お料理審査
◆◇◆◇◆◇◆◇




二次試験会場に黙々としたまま走って向かった。人の声など様々な音が聞こえてくると、すぐに二次試験会場が目に入った。

ゴンはすぐさまレオリオを探し出し、俺も一緒になって探す。ゴンの危険に自分の身を顧みずにヒソカに立ち向かったかな。

ヒソカが視界に入ると、どこかを指差していた。そちらの方を見てみればレオリオが木をせに座っていた。

ゴンとクラピカと一緒にを行けば、レオリオは先ほど何があったか覚えていない様子だった。これは良かったと言うべきなのかな?
分かることは先ほどの出来事は言わない方が良さそうだという事。

「腕の傷以外無事だな」

「顔を見ろ顔を!!」

クラピカの奴、予想以上に毒舌だな。まぁ、そう言いたくなるのも分かる。俺もクラピカの立場なら同じことを言ったかも。

「そうだ、まだ自己紹介してなかった。ゴンの仲間と聞いてるから、これから一緒になる事があると思うから名乗っておく。俺はロウだ」

「あぁ、俺はレオリオ。俺からも宜しく頼むぜ」

笑顔で手を差し出してくれたので俺は握手をする。なんだか、よく分からないけど優しい雰囲気の人だな。

ゴンの仲間らしいので自分から自己紹介を進んでしに行った。仲間はゴンから耳にしていたから知ってたけど、雰囲気は良いやつだな。

「んで…あの建物に入んなくて良いのか?」

「中に入れないんだよ」

不意に後ろから声をかけられ、振り変えればキルアがいた。だけど、なぜ居るんだと言う形相だ。

「どんなマジック使ったんだ?絶対に戻ってこれないと思ったぜ」

ゴンがレオリオのオーデコロンの匂いを辿った事を言えば、えらい驚いていた。俺は元が狼だから不思議じゃないがゴンは人間だ。ゴンの嗅覚にいったい、どれだけの感覚細胞が集まっているんだ。

「犬だろホントは……」

「うぅ……ロウだってレオリオのオーデコロンの匂いを辿ったんだもんね!」

「あー、俺の民族は狼みたいなもんだから鼻が効くんだよ」

あんまり、深くは言えないけど民族じゃなくて、本当に狼だから犬とさほど変わらないんだよなぁ。

「えぇ、うそぉ……」

おぉ、見事にしょげてる。でも、それって自分の武器になり得るしショックな事でもないと思うけどな。

それよりも建物の中に入れないとは、どう言うことだろうか。誰か理由を知ってる奴がいないのか?

「なんで、中に入らないんだ?」

「あれだよ、あれ」

キルアの指差す方をみれば"本日正午 二次試験スタート"と書いてあった。確かに、まだ時間にはなっていないな。
差し詰め休憩タイムと言ったところかな?




待つこと数分で建物のシャッターが鈍い音を立てて開きはじめた。
その中には大男とスタイルの良い女性が座っている。

「どお?お腹は大分すいてきた?」

「聞いての通り、もーペコペコだよぉ」

先ほどから鳴っていた音は大男の腹の音だったのか。あいつ…ホントに人間か?いや、人間なんだろうけどさ体デカすぎだろ…。

「そんなわけで、二次試験は料理よ!美食ハンターのあたし達2人を満足させる食事を用意してちょうだい」

りょ…料理?いや待て!料理なんて殆どやった事ねーぞ!?蔵馬が不在の時に自炊したことが何度かあったけど、カスみたいな事しかして来なかったし!

「料理かぁ……。俺卵かけご飯くらいしか作った事ないや」

隣でゴンがぼそっと言う。料理なのかは怪しいけど、俺も朝食作るの面倒な時は炭水化物とタンパク質の取れる卵かけご飯は愛用してたけど。

そもそも、俺の記憶のある中で包丁なんてものを握った記憶すらない。

まぁ、つまりは包丁使う料理がセレクトされたら俺はおしまいと言う訳だ。
- 8 -
[前ページ] | [次ページ]
戻る
ページ:


unleash the mind