冬が近付くといつも、共に入った布団の中で細い足がこちらの足に絡んでくる。彼の細い体はどうにも肉が少ないので寒がりなのだ。布団の中なので見ることは叶わないが、白く薄い足の甲がまずすりすりと寄せられて、そのままほっそりとしたふくらはぎが絡みつく。気付いて視線をやると、大抵彼はほとんど眠りに落ちているので無意識なのだろう。けれど、正直なところ、そうやって無防備に甘えられるとほんの少しムラッとするものだから、自制が大変なのも事実なのである。