平和に行きましょう。

四話:衝撃の真実


エマside

私たちはコニーが里親に引き取られるため門へ向かうのを見送った
寂しかったけどコニーが幸せに暮らせるのなら…と言い聞かせて普段道理の生活を再開した
食道の掃除当番だったのでみんなが部屋に行ったあと食堂を掃除しているとテーブルの上に何故かコニーがもっていた「リトルバーニー」の人形があった

それをみて思わず「コニーっ?!」と叫んでしまった
大事な人形をこんなところに忘れるなんて…どうしようもう、いっちゃったよね?!
と混乱しているとレイが「まだ間に合う」と言った

レイ「門に明かりがついていたからまだ、間に合う」
近くにいたノーマンが一緒に言ってくれるみたいで私はリトルバーニーを届けに門へ向かった

門へは近づいちゃダメとママに言い聞かせられていたから少し不安になっているとノーマンが「僕も一緒に叱られるから」と笑顔で答えてくれた

ノーマンはどこまでも優しいと思った
門が開いている初めて中に入るために息をのみ緊張しながら慎重に行動した

門を入った少し先に一台のトラックが止まっていた
もしかして、コニーが乗る予定の車だろうか?

エマ「コニーが乗っていく車かな?っていうか車初めて見た?!」

ノーマンが運転席の方とかをグルグル回り警戒する
ノーマン「誰もいない…」
エマ「荷台に乗せておけばわかるかな?」
ノーマン「そうだね」

私は荷台のカーテンが少し開いていたのでちらりとそこをのぞいてみると私は衝撃的なものを目的した

そのためにリトルバーニーを落とし数歩後ろへ下がった
エマ「…ノーマン」

何とか震える小さな声でノーマンを呼ぶ
どうしたの?と私の隣に来て私が見つめている方向をみると目を見開き口をぐっと閉じた

ノーマン「?!」
私たちが見たもの…それは荷台の中に変わり果てたコニーの死体…があったからである
その時近くの扉から声が聞こえた

「誰かいるのか?!」

エマ・ノーマン「「っ?!!」」

「おい、今声がしなかったか?」
ガチャリと大きな扉が開きドスドスと重たい足音が響き渡る
トラックの左側にも小さな鉄の扉があるのでノーマンは車の下へと首を動かし潜ることにした

「野良猫がいたら食ってたのに…」
「おまえ、猫なんて食うのかよ…」

声の主を調べようと少し前へ出るとそれは人間ではなく「鬼」のような姿だった
ノーマンたちは目を見開き声を出さないように必死に口を閉じたりしていた
ノーマン「…お、にぃ」

そして残酷なことに服を脱がされ裸の状態にされてヴィダの花を刺されたコニーは青い液体が入ったケースのようなものに入れられていた

エマ「っ!?」
「うまそうだな〜、やっぱり人間の肉が一番だ〜クソ、指の先だけでもだめかな?」
「馬鹿、大事な“商品”だぞ?俺たちの手の届く代物じゃない。この農園の人肉は全部金持ち向けの高級品なんだぜ!」

私は震える手を見た後小さい声でノーマンを呼ぶとすぐに「しっ」と人差し指を口元に当てた。するともう一人誰かが出てきた

「グプナは?」
「大方終わりました。」
「また“6歳”ここんところ並の出荷が続いているな…が、ようやく上物以上を収穫できる
イザベラ…」

エマ・ノーマン「「っ?!!」」
イザベラ「はぃ…」
「この“フルスコア3匹”も出荷できるようにしておけ」

イザベラと呼ばれた女の人はママである。
ママは今までに見たことのない冷たい顔をしていた

イザベラ「わかりました」
「待て…何か匂う…」
二つ目の鬼は匂いがする方を見た。それは車の下である
私たちは見つかると思いすぐに車の下から脱出してハウスへ向けて全力疾走で逃げた

震える身体に鞭をうって走り続けたけど転んでしまった
エマ「うあっ!!」
ノーマン「エマっ!?」

お互いに息を切らしていたのを必死に整える
肩で息をしながら震える声でノーマンに訴えた

「ここは…“農園”?私たちは…“食料”?ううん、違う…みんなあそこに…
ママは…いつもの優しいままだよね?違うよね?

あの子は、コニーじゃ、なかったよね!?」
必死に違うと否定してほしくて、先ほど見たものが信じられなくて必死にノーマンに訴える
ノーマンも息を切らしていた。それを必死に整えていった

ノーマン「…あれは、コニーだった」

じゃあ、やっぱり私たちが見たものって…今まで里親が見つかって見送ったのって
全部…

私はこみあげてくる思いを全部吐き出すように泣き叫んだ

エマ「うわぁあああ〜!!」

そして何とか落ち着きを取り戻しハウスへ戻ると明かりをつけて私たちの帰りを待つレイが立っていた

レイ「おかえり…どうだった?」
ノーマン「…っ、間に合わなかった」

私たちは静かに階段を上り部屋へ向かった
エマ「私たちずっと食べられるために、生きてきたの?」
ノーマン「逃げよう…エマ。ココを出るんだ…大丈夫きっと逃げられる
レイとエマそして僕の三人なら」

エマ「……無理、なのかな?」
ノーマンが私の方を向いた

エマ「おいていけない…ここに残せば必ず殺される…これ以上家族が死ぬのは嫌だ」
ノーマン「っ?!」
ノーマンは私の肩を叩いて励ました

ノーマン「無理じゃない…逃げよう、みんなで一緒に…」
エマ「でもどうやって?私たち子供だけで…あんな化け物から…」

……っは!戦略だ…鬼ごっことう一緒?」
ノーマン「そう、見つけるんだよ…僕らが生き残る方法を…」

私たちなら…できるよね…大丈夫…。
絶対にみんなで生き残るんだ!

その時ママは私たちが置いて行ってしまったリトルバーニーを鬼から手渡されて門に誰か私たちが来たことを知り驚愕の表情を浮かべていたことをまだ知らなかった。

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