平和に行きましょう。

五話:宣戦布告


エマside

私はその日何とか気持ちを落ち着かせると急激に眠くなり布団に戻り眠りについた
そして見る夢はやっぱり…あの時の出来事
私がコニーを探して一つの室内にはいると豪華なテーブルと大きなお皿の上に何かが置いてあったそれは変わり果てたコニーでそれを見た瞬間背後から大きな口を開けた鬼の姿があり
私は目を覚ました…

エマ「はぁ…はぁ…夢…。」
時間は夜中の四時になったところだった。
朝になりいつものように朝食の準備をしていた私は気分が上がらずに静かに準備をしていたすると少し離れたところからママの声が聞こえた

思わず体がびくっとなり振り返った。どうしてもあの時の表情を思い出し声が出なくなる
ママ「マルクルはお皿を並べて?」
マルクル「はーい、ママ」

いつものあの笑顔だった…。
フィル「ねぇ、ママ!」
ママ「なぁに?フィル」

フィル「ソウマがねぇ?また起きないの…」
ママ「あらあら…どうしたのかしら…具合悪そうにしてた?」
フィル「うーん、そうでもないみたいだけど」
ママ「あの子は寝起きが悪いからね…わかったわ、私が起こしに行ってくる」
フィル「うん」

ママは私たちの部屋に向かった。そういえば私、ソウマが寝てたこと気づかないで降りてきちゃった…。
そのあとノーマンが小さい女の子たち二人と手を繋いでやってきた
話したくてしょうがないのに声が出ない
ノーマンはいつもどうりの笑顔で挨拶をした

ノーマン「おはよう、エマ」
エマ「っ?!」

そしてこちらに近づいてきてママがいないことを確認する
ノーマンにはソウマを起こしに行ったと伝えるといつもテストが行われる部屋で話した

ノーマン「笑って?エマ…」
エマ「でも」

ノーマン「いいかい、エマ普段道理ふるまうんだ、僕たちは昨日規則を破って門へ行った
でも何も見なかった」

エマ「けど、リトルバーニー…」
ノーマン「あぁ、きっとママは見つけただろう…でも誰の仕業かまではわからない」
エマ「ママは笑ってた…全然顔に出さない…」
ノーマン「僕らもそうするんだ顔に出せばママは気づく…フッ)負けちゃだめだ笑おう?」

私はノーマンの笑顔をみて少しばかり不安は取れて笑顔ができるようになった
エマ「美味しい餌…汚れが目立つ白い服、規則正しい生活
全部私たちの品質を保つため」

私は白い服と首にある数字に手を添えた
エマ「私たちはただ、無差別に出荷されるのを待つだけ…」
ノーマン「無差別じゃない…鬼が言っていただろう?
“また6歳並の出荷が続いている”って」

エマ「それが?」
ノーマン「あの言葉から察するに年齢=ランク僕が覚えている年齢からすると6歳から11歳それが並だというのなら、一番の上物は……」
エマ「あっ、12歳!じゃあスコアは?テストでいい点を取っても美味しくはならないよね?」

ノーマン「あぁ、フルスコア以外は公表されなかったけど…たぶん」
エマ「出荷順?!」

ノーマンは真剣な表情で頷いた

ノーマン「6歳以降スコアの低い順に出荷されていくんだ…そして、12歳になれば無条件で出荷される」
エマ「つまり…私たちはフルスコアだから出荷を保留にされてた?」
ノーマン「でもわからない…何故スコア順なのか…」

エマ「6歳から12歳っていうのにも意味があるのかな?体の大きさ?
いや、違うそれなら体重で…」

と考えていると何か思いついたように顔を上げた
ノーマン「っ?!脳の大きさ…」
エマ「それって」
ノーマン「脳が一番うまいんだろう…それもより発達した脳が…」

エマ「脳を…食べる?」
ノーマン「そのためにいかなるリスクもコストも厭わないだから僕らは高級品
思い出してよエマ…出荷されたのはコニー、その前はハオ。その前がセリ今までの周期から考えて最短で次の出荷は、恐らく二か月後それまでに全員が脱出できる方法を考え出さないとならない」

私たちは自由時間を利用して森の奥にある柵の手前で作戦会議をした
ノーマンが地図を書いた
いつ頃脱出するか、自由に外に出られる昼間か、出荷の日の夜かと言ったときに止めた

エマ「出荷の日はだめ…また必ず誰かひとり犠牲になる…、。」
ノーマン「だね…第一小さい子たちが夜起きていられるか心配だ…決まりだ昼間森を抜けて外へ出るそれが可能かどうかは…」

エマ「あの柵の向こうがどうなっているかによる…」
私たちは柵の奥へ走り出したすると私たちよりはるかに高い塀があった
木の枝に乗り塀の奥を見ようとするけどまだ先のほうは見えない

ただとにかく高い塀であるということだけは確かだ。
でも小さい子供たちは登れない私たちならロープ一本あれば登れる
だからまず下見をするためにロープが必要だということがわかった

ノーマンはロープの在りかに心当たりがあるというのだ
その時自由時間終了のベルが鳴り響き私たちは急いでみんなが集まっているところへむかった

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