序章:基地の破壊
2024 09/24
タツミは無線機で連絡を取り合っていた
タツミ「こちら、タツミチョウジタウン待機チーム応答せよ。ギャラドスの捕獲に成功したこれより、そちらに戻る」
≪了解、これより輸送用のヘリを用意します≫
シラヌイ「本部に到着次第、すぐに調査を始める」
≪了解≫
シラヌイ「奴を隅々まで調べ進化促進電波を完璧なものにするのだ」
最後尾の車に潜入していたワタルは一時的に車を停車させてとある人物に連絡を入れた
チョウジタウンの街に滞在するジュンサーである
ジュンサー「えっ!ロケット団のアジトがこのチョウジタウンに?!」
ワタル「奴らはギャラドスを連れて本部に逃走するつもりらしい」
ジュンサー「わかりました、直ちに応援を要請します」
ワタル「お願いします。それと、」
ジュンサー「?」
ワタル「まだ確認はできないですが、奴らは「異世界人」を捕獲しているらしいんです」
ジュンサー「えぇ!異世界人ですか?!」
ワタル「はい、まだこちらの方は確認できていませんが見つけ次第保護し連絡をします」
ジュンサー「わかりましたこちらでも調査をします」
ワタル「お願いします」
そしてワタルは先ほどいた基地の方向へ逆戻りを開始した
一方そのころサトシは「出せ!」と基地内にいるロケット団に大声で訴えていた
サトシ「出せ!出せ出せ!」
ムサシ「うるさいわねぇ…そんなに騒いだところで出られないわよ…」
コジロウ「なんせ、ロケット団の歴史に名を残そうっていう俺たちがここを守ってんだからな」
するとピカチュウたちが目を覚ましたがまだ体調が悪そうである
ピカチュウに電気ショックで扉を壊すように指示をだすが思う様に力がでないことにみんなが驚いた
サトシ「えっ?!」
カスミ「なんで?!」
タケシ「恐らく進化促進電波のダメージがまだ残ってるんだ」
サトシ「そんな!」
ムサシ達はかぎを取り出してチャンスと言わんばかりに牢屋を開けてピカチュウを捕まえようと近づくがサトシたちはピカチュウを守るために前に出て構えをとった
ムサシはアーボックを繰り出し「どくばり」攻撃で足止めをする
サトシ「っ?!」
コジロウ「そうそう、大人しくして置いたほうが身のためだぞ」
ムサシはピカチュウを捕らえるため捕獲リングを解放するためにスイッチを押すと何故かピカチュウだけではなくサトシたち全員の捕獲リングも外れてしまった
ムサシ「えぇ!なんでなんで、みんなのもはずれちゃうのよ?!ちょっとコジロウこれは、どいうことなのよ!」
コジロウ「俺に言われても!?」
サトシ「よし、今だ!ヒノアラシ、煙幕だ!」
ヒノアラシ「ヒノー!」
ヒノアラシの煙幕であたりを目くらまししてその場を逃げ出したサトシたち。
サトシたちは自分たちを捕らえていた捕獲リングをムサシ達に使い逃走していた。
ムサシ達はリモコンを持っていたためすぐに外しサトシたちを追いかけた
サトシたちは外へと逃げ出すことに成功したが足元に毒針が繰り出されて足止めされた。
そしてまきつく攻撃で捕らえようとアーボックが襲い掛かってきたが、サトシたちに届く前にどこからか別の攻撃が繰り出されてアーボックが吹き飛ばされた。
サトシたち「「「っ?!!」」」
そして一台の車とカイリューが現れた。
ロケット団の格好したワタルである。
ムサシ「あんた誰よ!」
コジロウ「せっかくの見せ場を邪魔しやがって!」
ワタルは衣装を脱ぎ捨てながら名乗りを上げた
ワタル「俺の名はワタル!ポケモンGメンのワタルだ!」
ムサシ・コジロウ「「ポケモンGメン?」」
ニャース「ワタル?」
コジロウ「あれ?ニャースお前、起きてたのか!?」
ニャース「今頃気が付くにゃ!」
サトシたち「「「ワタルさん!!」」」
ワタル「うん」
ムサシ「Gメンだがラーメンだが知らないけど、私たちの邪魔をするなら許さないわよ!
アーボック、ようかいえきで攻撃よ!」
ワタル「カイリュー!たつまきだ」
カイリューの繰り出す竜巻でムサシ達共に空へふきとばされた。
ロケット団「「「やなかんじ〜!!」」」
ワタル「みんな、無事でよかったな」
サトシ「すみません、ワタルさん迷惑をかけてしまって」
「「ごめんなさい」」
ワタル「気にすることはない、ポケモンを思う気持ちはよくわかるからな」
そして基地の内部に入りあたりを見渡す。
ワタル「そういえば、この基地の内部に捕えられている人はいなかったかい?」
サトシ「もしかして、異世界人のことですか?」
ワタル「あぁ」
タケシ「俺たちが捕まってた部屋にはいませんでした」
カスミ「本当に異世界人なんているんですか?」
ワタル「俺も見たことはないが、存在があることは知っていた俺も半信半疑であるがあの状況で奴らの博士が嘘をつくとは思えないし、実際に一年前に隕石のような星がこの辺りで落ちているのを確認しているからな…
もしかしたら、あの伝説は本当かもしれない。
だが、奴らに捕えられているのなら必ず助け出し保護しようと思う
俺は内部を捜索してみる君たちは早く外へ」
サトシ「あの、俺たちにも手伝わせてください。
人手は多いほうが早く終わるしギャラドスのことも心配です」
ワタル「‥‥‥わかった、だけど先ほどみたいに無茶はしないように、何かあれば必ず呼んでくれ」
「「「はい」」」
あたりを捜索してからこの基地には異世界人はいないことが判明した。
ワタル「どうやら、この基地には異世界人はいないようだ。すでに移動させられている可能性がある」
そしてこの基地を使わせるわけにはいかないためカイリューに破壊光線で基地を破壊するように命じた。
あちこち暴れまわり、基地と電波を発するアンテナが崩壊した。
そして先ほど乗っていた車に乗り込みワタルとサトシ一向はチョウジタウンへ向かった
ワタル「タツミたちはチョウジタウンへ向かった俺たちも急ごう」
「「「はい!!」」」
シラヌイ博士はヘリで先に本部へ戻った
タツミたちはギャラドスをヘリで向かう準備が整い次第すぐに向かうため準備をしているとムサシ達から連絡が来た
それはポケモンGメンのワタルが基地を破壊してしまったという連絡だった
タツミ「ポケモンGメン?ワタル……」
応援を要請するが、すぐに連絡を切られてしまった。
準備が整い空へ飛ぶが気絶していたギャラドスが網で運ばれているが暴れ始めた。
しかし、暴れていた結果ヘリが持たず川へ落下して終いギャラドスが川に戻り暴れながら町へ向かっていた。
サトシたちもギャラドスに追いつき声をかけるが
怒りのあまり声が届いていないようだ
ハイドロポンプを連射している
ギャラドスを止めるためカイリューを繰り出して進もうとするがタツミ達も現れた。
下っ端はギャラドスを追いかけるように指示し、サトシたちもそれを追いかける。
タツミ「なるほど、貴様がポケモンGメンのワタルというやつか!貴様、よくも研究所を破壊してくれたな」
ワタル「ポケモンを無理やり進化しようする奴らを見過ごすわけにはいかない!!」
タツミ「ロケット団にたてつくものは、俺が倒す!覚悟しろ!!」
ワタル「面白い、お前にこのワタルが倒せるかな?」
タツミ「いけ、オニドリル!!」
タツミはオニドリル二匹を繰り出した。
勿論ワタルはカイリューを繰り出した。
オニドリルのみだれづきの連続攻撃をいとも簡単に交わして見せるカイリュー。
みだれづきが届く前にわたるが指示を出した
ワタル「カイリュー、つばさでうつ攻撃」
少し距離をとり、つばさでうつ攻撃を繰り出し見事二匹共に命中した
タツミ「オニドリル、こうそくいどうだ!」
あたった衝撃で落下しながら目を閉じていたオニドリルは目を覚ましてこうそくいどうしてカイリューの周りをとんで錯乱させようとする
カイリューは何とか、それらのたいあたりを間一髪でよける。
ワタル「カイリュー、でんじはだ」
カイリューのでんじはでオニドリルがしびれてしまった
タツミ「オニドリル、はかいこうせん」
ワタル「カイリューこちらもはかいこうせん」
お互いの破壊光線がぶつかり合い爆発が起きた
そのころ、ギャラドスが進む方向で待ち受けていたロケット団の下っ端は捕獲ネットを繰り出し放電を浴びさせて再び気絶させた
そして車でそのまま川から引き揚げて、ギャラドスを引きづっていた
サトシたちも追いついた。
カスミ「あっ」
タケシ「ギャラドスが」
サトシ「いけ、ベイリーフ!はっぱカッターで網を切るんだ」
ベイリーフのはっぱカッターで見事網を切断した
重みが亡くなったその勢いで車二台はお互いに衝突した。
サトシ「ギャラドス!!」
カスミ「大丈夫!?」
タケシ「しっかりするんだ!!」
ロケット団の下っ端たちは再び捕獲ネットを繰り出そうとしているのに気が付いてサトシが両手を広げて病めるように声をかける。その時ギャラドスが目を覚まし網を突き破り下っ端たちに向けて破壊光線を放った
ムサシ達のように、ロケット団の下っ端たちは空の星と化した。
サトシ「やったぜ、ギャラドス」
と喜びの声を上げるがすぐにギャラドスは地面に倒れこんでしまった
まだ回復しきれていない状態のためかHPもかなり限界に近い様子だった。
カスミ「この子、かなり弱っているわよ!」
タケシ「電撃を浴びらせられた上に川から引きづりだしていたからな…」
サトシが川に戻る様に指示をした瞬間に上から再び網が降ってきてギャラドスを捕獲されてしまった
サトシ「なんなんだ、このネットは?!」
と上を見上げるといつの間にか復活していたムサシ達が気球にのって発明されたロケットのような形をしたエンジンの下から大きな網が出ていた。
いつもの名乗りを上げるロケット団。
サトシ「ロケット団ギャラドスをどうするつもりだ?!」
ムサシ「決まってるじゃない、いただいていくのよ!」
コジロウ「いつまでたっても援軍がこないと思ったらこんな騒ぎになっていたのか」
ムサシたちが空に逃げようとしていた。
それをサトシが追いかけてギャラドスの網に何とか飛び移り助けようとするが丸腰の人間とではかなり無謀な行動である。
ニャースは網に捕まっているサトシを気球事左右に揺らして振り落とそうとするが、サトシも負けじと網に捕まったまま踏ん張っていた。
そんな中で川に半分つけた状態で引きづられてしまい、水圧で手が離れようとした瞬間にギャラドスが目を覚まし大きく暴れたため気球が維持できなくなり地面に落下した。
ギャラドスは川に戻り怒りのあまりに再び暴走しどこかへ泳いでしまっていた
追いかけようとするサトシたちを引き留め、ターゲットをピカチュウに変更したムサシ達はバトルを仕掛けた
アーボックを繰り出すムサシだが、ピカチュウの10万ボルトを喰らい空の星と化した。
一方、こうそくいどうでほんろうされているカイリューは何度かたいありを喰らってしまい少しだけ宙に落下してしまった。
ワタル「カイリュー?!」
タツミ「いまだ、オニドリル「ドリルくちばし」でとどめだ」
ワタル「しっかりしろ、カイリュー!たつまきだ」
もう少しで地面に落下するところで目を覚ましたカイリューは間一髪のところで地面との衝突は免れた
低空飛行したまま二匹に向けて竜巻を繰り出し見事に命中させ、オニドリル二匹は戦闘不能になった。
タツミ「あ、オニドリル!?」
決着がついた直後先ほど連絡したジュンサーからの応援でパトカー4台と白バイのジュンサーが到着タツミは包囲されて逮捕された。
ジュンサー「ロケット団!ポケモン保護法違反で逮捕します」
ワタル「どうやらこれまでのようだな…」
タツミ「くっ」
ワタル「一つ聞きたい、お前たちが先ほど言っていた異世界人は今どこにいるんだ?」
タツミ「それを聞いてどうする?」
ワタル「決まっている我々で保護するためだ」
タツミ「保護だと?……ふふふ、ははは」
ワタル「何がおかしい!?」
タツミ「いや、何…。奴らを保護しようなんざとんだ甘い奴らだぜ…」
ワタル「なに?」
タツミ「奴らは俺たちとは違う世界からやってきた人間だ
いや、人間と言っていいのか?人間とは思えない力を秘めているというのに…それを利用しないで保護するなど
ふん、とんだ甘ちゃんたちだ…」
人間を道具のようにいうタツミに怒りを覚え殺気が出てくる
ワタル「いえ、どこにいる!」
タツミ「ふん、今頃シラヌイ博士と共に本部に輸送されているはずだ…だからすでにこの町にはいない」
ワタル「なんだと!?その本部の場所はどこだ?!」
タツミ「お前たちに素直に教えるとおもうか?」
怪しげに笑うタツミに殴りたくなる気持ちを押し込めてジュンサーたちに任せた。
サトシたちがチョウジタウンへ向かい進行しているギャラドスを説得しようと声をかけるも声が届かずサトシたちに向けて破壊光線を放った
しかし、騒ぎを聞きつけた一人の老人とジュゴンが冷凍ビームでギャラドスの破壊光線を打ち消し、進もうとしている川の先を一部凍らせた。
感心していると、老人が声をかけてきた
老人「ふん、友達か……甘い」
サトシたち「「「えっ?」」」
老人「人間とポケモンは友達にはなれん」
サトシ「そんなこと!」
老人「わからんのか?!お前のその考えが周りの人間を危険に晒しているんだ」
サトシ「で、でもあのギャラドスは」
それを言いかけたところでギャラドスが針路をUターンさせて怒りの湖のほうへ向かっていった
それを追いかけるサトシたち。
その先にはカイリューとワタルが待ち受けていた。
ギャラドスを止めるためカイリューが戦闘モードに入った
カイリューはでんじはを、ギャラドスははかいこうせんを繰り出していた。
お互い避けては繰り出しを繰り返している
サトシ「ワタルさん!バトルをやめさせてください」
カスミ「お願いします」
タケシ「ギャラドスが可哀そうです!」
ワタル「それは出来ない」
サトシ「どうしてですか?!」
ワタル「奴を救うにはこうするしかないんだ」
「「「えっ?!」」」
そしてギャラドスの泣き声が聞こえてそちらの方を向くとカイリューのでんじはがギャラドスに命中したところだった。
ワタル「カイリュー、たつまきだ」
繰り出した竜巻もギャラドスに命中して、気絶した
カスミ「ギャラドスが悪いわけじゃないのに…」
タケシ「あぁ、悪いのはあいつを無理やり進化させた人間なんだ…」
ワタル(その苦しみも、もうすぐ終わりだ
お前のその怒り、悲しみ、悔しさは…すべて俺が鎮めてやる)
ワタル「カイリュー、はかいこうせんだ」
破壊光線を繰り出した、ギャラドスもはかいこうせんを放とうとするがその前にギャラドスに命中して気絶した。
ワタルはモンスターボールを取り出しギャラドスに投げた
そして見事にゲットすることに成功してそのボールを手に取った。
ワタル「ギャラドスゲット、これで任務完了だ」
サトシ「……ギャラドス」
ピカチュウ「ピィカ」
そして、ジュンサーたちと合流した。
タツミとその下っ端数名は警察の連行用トラックに収容されて町へ戻っていった。
ジュンサー「おかげで、被害を最小限に抑えることが出来ました。感謝します」
ワタル「こちらこそ、お世話になりました」
ジュンサー「それでは、私は取り調べがありますので失礼します」
そしてジュンサーも白バイに乗り、町へ戻っていった
ワタル「お別れだな…サトシ君」
どこか落ち込んだままのサトシに声をかける
ワタル「心配するな、このギャラドスは俺が大事に育てる」
「「えっ?!」」
ワタル「カイリュー同様…俺の友達としてな」
サトシ「っ!お願いします!ワタルさん」
タケシ「あ、そういえば…例の異世界人の件あれはどうなりました?」
カスミ「あ、そういえば…」
サトシ「結局見つからなかったですもんね」
ワタル「あぁ、タツミに問いただしたところすでにチョウジタウンにはおらず、シラヌイ博士という男と共に本部に輸送されてしまったらしい」
「「「えっ?!!」」」
ワタル「心配するな、俺が必ず本部の場所を突き止めて彼らを助け出す…君たちは気にせずに、旅を続けるといい」
サトシ「はぃ、…もし見つけて無事保護が出来てあった時には教えてください」
ワタル「勿論だ!それじゃあな、みんな」
ワタルはカイリューに乗り空へ飛んでいった
サトシ「さようなら、ワタルさん!」
タケシ「色々お世話になりました」
カスミ「お元気で!!」
こうして赤いギャラドスの事件は、一件落着となった。