知りたい少女
「ロー!ファミリーを集めとけ。」
〇〇をみんなに紹介しよう。
まだ出会って間もない〇〇。今の俺はまるでこの女に心臓を支配されているかのようだ。
女なんぞ掃いて捨てるほどいた中で、向けられた感情は畏怖か媚びに溢れた明け透けな好意。
そこに新しいジャンルをブッ込んでくるんだから、たまったもんじゃない。
あァ、その心も身体も俺のことで満たしたい。
しなやか躰も今ではドフラミンゴの心を捉えて離さない。
俺の元に来たのは必然だったんだろう。
「分かった。じゃあ〇〇、また後でな。」
背を向けて手を振るローを〇〇は不思議そうに見つめていた。
ローが幹部達を呼び集めておいてくれるだろう。
「ファミリー?」
すこぶる不機嫌そうな〇〇が問いかけてくる。
「部屋に戻るぞ、そしたら〇〇チャンにイロイロ教えてやるよ。」
「表現が卑猥。最低。」
いつもの様に手は出なかった。その代わりに消え入りそうな声で言葉が続けられた。
「この世界の事と、あんたの事、教えて。」
抑えられず心臓が高鳴る。
「フッフッフッ!!いいぜ、頭に刻み込んでやる。」
〇〇を抱え上げて運んでやろうと思ったが、それは猛火のごとく拒否された。
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