弁慶狙いのローキック

ツイッターお題診断より

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「ちょ、ちょっとまって!」

私は怒った。
私の昼放課の楽しみである。ストロベリー・ホイップ・ザ・クロネスティック・パンをこいつに食われたのだ。あの美味しい、美味しい、ストロベリー・ホイップ・ザ・クロネスティック・パンは購買で人気の商品だ。
それを、こいつは食べたのだ!

「まじで!本当ごめんって!」

「そ、それを・・・お前は、食ったんだ!」

「だから、マジでごめんって!」

「許さん!あのちょー美味しい。ストロベリー・ホイップ・ザ・クロネスティック・パンを・・・ハラワタが煮えくりかえったわ!」

「え?その・・・スト・・「ストロベリー・ホイップ・ザ・クロネスティック・パン」そう、それ。それが、人気なんて知らなかったんだよ」

「笑止!」

「え!!」

「この人気のストロベリー・ホイップ・ザ・クロネスティック・パンを食ったことには変わりはないのだ!」

「え、いや、そうだけどさ・・・だから、」

「うるさい!お前の言い訳なぞ、片腹痛いわ!」

私は絶対にこいつを許さない!

「ちょ、やめろ!足!足!」

「ちょこまかと・・・動くな!男だろう!逃げんな!」

私はつま先でちょこちょこと逃げるこいつの足を蹴り続けた。

「ちょ、いた!いたい!いたい!地味にいたい!」

「ええい、動くなと言ってるだろう!」

「ちょ、まじで、痛いんだって!」

こいつやりよる。私の『ウルトラ・スペシャル・ハイパー・キック!』を逃れるとは

「ええい、動くな!」

「え、ちょ、待って!」

壁まで追いつめた。ふふふ。やっと追いつめた。食べ物の恨みは怖いぜよ!

「くらえ!ウルトラ・・・」

「ちょ・・・」

「スペシャル・・・」

私はこの美脚なる右足を体の後ろへ上げ、構えた。

「ハイパー・・・キーック!」

「いってーー!」



私のウルトラ・スペシャル・ハイパー・キックは、綺麗に弁慶へとは行かず。綺麗にローキックが決まった。


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