サッカー軸SSS


※ヒロト寄りなのに豪炎寺と虎丸が出しゃばる3期沿い!晴矢と風介も書きたいー!


***
虎屋到着
虎「キャプテン、豪炎寺さ、…そ、奏条さん?!」
瑠流を見かけて意識する虎丸。やほ、小さく手を振って瑠流は答える。

虎「奏条さん、料理できるんですね」
(一緒に厨房で立ちながら)
瑠「まぁね。いろいろあってサッカーに関わってなかった頃、チームの為に作って上げてたの」
虎「いろいろあって…」
瑠「虎丸も、こういう事情があったのね」
虎「……。きっと奏条さん程じゃないですよ」
瑠「比べるものじゃないと思うわ。虎丸は頑張ってるよ」
虎「……(///)」
瑠「さ、教えてもらった通り作ってみたんだけど、どうかしら?」
虎「…!お、おいしいです奏条さん!料理上手ですね!」
瑠「ほんと?じゃあ料理長にも認めてもらえたし、隣でのお手伝いさせてもらうわよ」(ウィンクして
ニカッと笑う)
虎「よ、よろしくお願いします!(///)」

「ひゅー、やるぅ虎丸くん」(ななみおねぇさん)
「あらあら。虎丸もお年頃なのかしら」(虎丸母)

memo:ふゆっぺ夢女に負けない!(笑)瑠流は料理上手にする!

2022/11/29/Tue


恵那たん拝借SSS
〇FFI本戦始まる前

体温計には微熱の数値。再びその数を見てため息を吐いた。
「(こんな大切な時期に風邪を引くなんて。早く治さなきゃ…)」
ベッドの上で身体を起こし皆の練習風景を眺めている場合ではない。今すぐでも皆のところへ駆け出していきたい衝動を抑え、ゆっくりとベッドに潜ろうとした時だった。

2022/11/23/Wed


恵那たん拝借SSS/2
〇綱海
コンコン「恵那ー?大丈夫か?」
「?!つ、綱海さん?!」
「お、声はいつも通りだな!入っていいか?」
「あ、あの!お気持ちは嬉しいんですけど、風邪を移すわけには、」
「んなこと心配すんなよ。入るぞー」(ガラガラ)
「!ちょ、綱海さん…!?」(慌てて髪型を直すも寝癖は直らず。綱海と目を合わせるのが恥ずかしくて俯く)
(そんな姿を見ていつも通りかと思うも、少し動きが鈍いと感じた綱海)
「…ま、本調子じゃあないな。身体起こしてないで、ちゃんと布団入っとけ」
「はい……」(一瞬視線を窓の方に向ける)
「?…ははーん。さては練習の様子見てたな?」
「(ギクッ)い、今からちゃんとお布団に入ろうとしてました!」
「はいはい。熱心なのはいいけどちゃんと風邪、治せよな」
(頭を撫でながら微笑む綱海)
「はい…」(申し訳なさそうに眉尻を下げる)
「恵那がいねぇとなーんか調子狂うからよ」
「…?」(わしゃわしゃと撫でていた手が、優しく髪をとくように撫でて、)
「待ってるぜ?」(二カッと笑う)
「…!…はい!」(釣られて微笑む)

2022/11/23/Wed


恵那たん拝借SSS/3
〇鬼道
コンコン「実栢」
「?鬼道くん、どうしたの?」
「いや、様子が気になってな。…大丈夫か?」
「うん。昨日よりだいぶマシだよ」
「そうか…。入ってもいいか?」
「え?!えっと…(髪型を直して)うん、大丈夫だよ」
「……(元気なく笑う恵那を見て、)やはり本調子ではないな」
「そう、かな?」
「無理しなくていいからな。明日も様子を見て、難しそうなら休め」(心配そうに見つめる)
「…鬼道くん。…ふふ」
「?」
「あ、ごめんね。鬼道くんにはいつも心配かけちゃってるなぁと思って」
「そういえば、そうだな」
「顔を見ただけで色々と分かっちゃう鬼道くんには敵わないよ」
「……」(少し目を逸らす)
「いつもありがとう」(優しく微笑む)
(少し顔を赤くしながら視線を外して、)「……ああ」

2022/11/23/Wed


恵那たん拝借SSS/オマケ
オマケ
(コンコン)「…恵那ー?」
「瑠流?どうしたの?」
「お、お見舞いに来たんだけど…入ってもいい?」
「?うん、大丈夫だよ」
「…恵那、大丈夫?」(心配そうに見つめる)
「うん!明日には復帰できるから、もう平気だよ」
「よ、よかった〜〜」
「ごめんね、心配かけて」
「もう、ほんとよ。恵那がいないとつまんないし寂しいんだから」(まだチームメイトとも馴染めてなくて恵那が唯一の同性の友人)
「ふふ。じゃあ瑠流の為にも早く治さなきゃね」
「……でも」
「ん?」
「無理、しないでね」
「!うん。ありがとう瑠流、優しいね」(ニコニコ)
「だ、だって、友達なんだから、当たり前でしょ」

2022/11/23/Wed


***
韓国戦後

「ヒロト。ちょっと来い」
「?なに?…ったぁ!」
晴矢にケツを叩かれるヒロト。
「〜〜っ、晴矢、なかなかに痛いんだけど」
「試合に負けたのは認めるけど、」
「あれはどういう事かな」
風介の目線を辿ると豪炎寺と虎丸に囲まれる瑠流の姿が。
「?見ての通りだけど…、ったぁ!」
続いて風介に頭を叩かれる。
「先も言ったけど、自惚れすぎ。いくら君と瑠流が好意を寄せてたとしても、まだ“誰の”瑠流じゃない」
「!…瑠流はものじゃ、ないよ」
「はーん?じゃあ誰かに取られてもいいってこった」
「っそれは、」
「君の気持ちはちっぽけだった、というわけだ」
「……気持ちが大きすぎて、怖いんだよ」
「は?」
「瑠流は今、エイリア学園以外の、外との交流をとても楽しんでいてありのままの彼女として過ごしてる。ずっと憧れだった豪炎寺くん、慕ってくれる可愛い後輩の虎丸くん。素敵なチームメイト達に囲まれてる瑠流が、俺の気持ちで―――」
「あーあー、んな話聞きたくもねぇ」
呆れるように背を向ける晴矢。「そんなヤワじゃないだろ、あいつ」誰にも聞こえないぐらい小さく呟く。
風介もため息を吐きながら睨むようにヒロトに聞く。
「それ、本心で言ってる?」
「………」
「……。沈黙は肯定。じゃ、やっぱり瑠流は私たちが連れて帰るよ」
「!試合には勝っただろ、話が違う」
背を向けて歩き出す風介を止めるヒロト。振り返りながら風介は冷たく言い放つ。
「どこの馬の骨か分からないやつに瑠流を渡す訳にはいかない」
身震いするほどの冷気を帯びた目に少したじろぐヒロト。
2人がだんだんと離れていく背中を見てヒロトは意を決して叫ぶ。
「晴矢!風介!」
2人が振り返る。と、同時に、
「あっ!こんな所に捕まってた!ちょっと晴矢、風介!そろそろヒロトを返して!もう帰るんだから!」
晴矢と風介の前に瑠流が現れる。
そんないつも通りの瑠流をみて、やはり誰にも渡したくない気持ちが強くなる。
瑠流のもとまで走り出すヒロト。晴矢と風介の間を通る際に。
「ありがと。瑠流は誰にも渡さないから」
そのまま駆け足で瑠流の手を引っ張りその場を後にした。

「ケツ叩いてやんないと何も出来ねぇのな、あいつ」
「根本的なところは昔から変わらないな」
2人で息を吐きながら。
顔を赤くする瑠流と吹っ切れたように笑うヒロトの横顔を見て、
「瑠流はヒロトにしか合わない」
「他の奴にはぜってぇやんねー」
そう2人は呟いた。

memo:サッカー軸だと完全にヒロトに譲ってるカオス組。仲良しな3TOP見たい。詰め詰めで書いちゃったな…。

2022/11/22/Tue


***
韓国戦直前 その2

「……」
心配そうに豪炎寺を見つめる瑠流。
「?」
視線に気づいた豪炎寺が一瞬顔を緩ませ瑠流の肩に手をのせる。
「豪炎寺くん…」
「いつもの応援、頼んだぞ」
「!ええ、まっかせといて!」
初めて言われた言葉に嬉しさで素で返す。そこ虎丸が横入り。
「瑠流さん!俺の応援もしてくださいよ!」
「もちろん、頑張ってね!2人とも!」
「ああ」「はい!」

頭を撫でられ頬を染める虎丸。奏条を見つめる豪炎寺。
そんな2人のフラグを遠くで見ていた晴矢と風介は。

「豪炎寺修也がお気に入りだったのは知ってたけど…瑠流と距離ちかくねーか?」
「あのチビは完璧に落ちてるね」
「マジで何やってんだよヒロト。やっぱ連れて帰るしかねぇわ」
「あんな集団に瑠流は渡さない」
「ああ。…風介」
「わかってる、元からそのつもりだよ」

2022/11/22/Tue


***
韓国戦始まる直前

「晴矢!風介!さっきの話ほんとうなの?!」
「本当さ。俺たちが勝ったらお前はこっちのマネージャーになれよ」
「そんなの聞いてないわよ!久遠監督に許可は、」
「確認済みだよ」
「ふ、風介、…ってえ?!監督が!そういったの?!」
「普通にOKもらったぜ?」
「うそ……」
「こちらにはマネージャーがいないから助かる。今すぐ来てもらってもいいけどね」

風介が瑠流の手を掴もうとしたとき間にヒロトが割り込んでくる。

「晴矢〜?風介〜?」(怒り笑顔で瑠流を2人から離す)
「おいおいぬるま湯に浸かりすぎなんじゃねーかヒロト。来るの遅すぎだろ」
「2人だけの世界に甘んじて気が抜けてるな」
「いつでも俺が」「私が」
「「瑠流を連れて帰るからな」」

3人でバチバチ火花散らしてガン飛ばし合ってる中そそくさと退散する瑠流。「(あの監督マジでありえない…。)」

memo:そしたらヒロトとリュウジ達に火がつくかなとか何か考えてるんじゃないかな監督は(適当)

2022/11/19/Sat


***
豪炎寺から見た瑠流
瑠流として初対面時、握手をして泣かれた事が驚愕的だったようでよく思い出す。黄色い声をあげる瑠流に初めは困った(無反応?)様子だったが、だんだんと慣れていき、手を振ったり合図を送ったり…しまいには優越感を覚えたりだとか。
そんな黄色い声で応援をしたり、キラキラした目で見ている姿に妹を重ねていた。
ドイツ留学の件で心配する瑠流に、一瞬自身の胸の内を明かそうとするが、彼女の笑った顔の方が見ていたい気持ち半分、決意半分で固く口を閉じ、もらったミサンガを大切に握りしめる。

2022/11/19/Sat


***
豪炎寺サッカー辞める回

「豪炎寺くん…、大丈夫?」
「ああ、いつも通りだ」
しれっとする豪炎寺に少し腹立つ瑠流。
「……。うそ」
「そんなことは」
「あんなボールの蹴り方、豪炎寺くんらしくなかった。虎丸も心配してたよ」
「……」
目を逸らして合わせようとしない。
「……(きっと言えない事情があるのね)豪炎寺くん」
息を吐いて、普段の彼女らしく、
「チームメイトとして言わせてもらうわ。私じゃ頼りにならないかもしれないけど、」
そう言ってミサンガを豪炎寺の手に置き祈りを込めるように自身の手を重ねた。
「いつでも力になるからね」
「これはお守り。イナズマジャパンが世界一になりますように」
この時既に韓国戦が終わったら辞めることを決意してた為、お守りを返そうとしたが、瑠流の顔を見て、手を止める。
「ぜったい、大丈夫。私のスターだもん」
笑った彼女の顔を見て自身の胸の内を明かそうとするが、思いとどまり、気持ちを新たにして瑠流に微笑む。
「ありがとう、奏条」
瑠流の気持ちを受け取り彼女の気持ちを裏切る結果になっても、イナズマジャパンを送り出そうとさらに強く思う。

※この話の前にヒロトには1番にミサンガを渡しており、豪炎寺が2人目である。

memo:記憶あやふやでどの時間軸か分からない!汗。ヒロトに対する恋愛感情とは別に豪炎寺と無意識に距離を詰めていこうとする瑠流。
御相手FWだらけだな(笑)

2022/11/19/Sat

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