苗字について
「工藤邸へ入る姿を見たんだ」
「苗字がですか......?」
「ああ、彼女はもしかしたら本当に沖矢昴と同棲をしている可能性がある」
「しかし、苗字ももう20代後半。恋人がいてもよろしいのでは」
「いや、良くない。何故ならアイツは俺のだからだ。そして一番の問題は沖矢昴もとい、赤井秀一だからだ」
「以前突入した際に、沖矢昴と赤井秀一は別人だと決まりませんでしたか?」
「いいや。沖矢昴は絶対に赤井秀一だ。絶対に」
「......だとしても自分は苗字が情報を漏らしていたりとしている可能性はないと思います。それに彼女は少年や周りの子供達に本職も本名も教えてないんですよ」
「そんなことは分かっている。そして苗字が漏らしたりする軽いやつではないことも。しかし問題は赤井だ。赤井と苗字が逢引しているのは耐えられない」
「降谷さん、それは苗字に直接申した方がいいかと思います」
「なんだと?」
「それ、嫉妬っていう感情です」
「風見、お前口が過ぎるぞ」