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「ねえねえー。」
「なんなんだよ!俺らのことなんで縄で縛ってるんだよ!」
「えー?それはね、やりたかっ…何かやられたら危ないじゃん?」
「なんなんだよ!やりたかったって言いかけてるじゃねーか!」
…はい。コントみたいなことを繰り広げていました。しかも夢花は少しとがった木の棒(攻撃力25くらい?)を相変わらずもって彼らのことを突きながら話していました。
「ってかさ、あんたたちはボスだっけ?かなんかのためにこの世界を作り直すとか言ってるけどさ、一回壊した世界ってすぐにそこから消滅しちゃわないの?普通。」
「それはボスのお考えがあるんだよ!お前になんか話す必要ないだろうが!」
「まあ、それもそうだよな…。じゃあ、とりあえずは聞きたいことないから私たちの安全のためにも動けないようにしててもらうからー。」
「「えっ…。」」