4

そう。こんな会話があり、敵である彼らはぐるぐると巻かれているところから出ている縄で木の枝に結び付けられていて、本当のミノムシみたいになっていた。
「夢花?ちょーっとこっちきてどうしてこんなことになっているかお姉ちゃんに教えてくれないかな?」
花楓は少しあきれながら夢花に説明を求めた。
「え?ただ単に、話聞いてて、この世界壊して普通なら消滅しちゃうよ?って言ったら、そいつらのボスには何かしらの考えがあるんだ!って言われて、あとは特に聞くことなかったから何か危害与えられないようにつるしていたの。」
そう何ともないように言われたが、カミサマと花楓は
『そ、それはそうなんだけどね…?』
「なんか違うでしょうがー!!」
とあきれていて、実花は
「ゆ、夢花さん?」
混乱していた。