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『勝ったみたいだねー三人。』
『そうですねー。で?どうしますか?』
『どうするって?』
『補佐の件です。移行作業とかいろいろとした作業があるじゃないですか。しかも、あちらの世界のカミサマとコンタクトをとる必要がありませんでしたっけ?』
『それは問題なさそうなんだよね。今回、あちらの世界のカミサマの管理不十分と、これからの管理不可能だと判断したってことの書類を一番上の人に提出したんだ。そして、これから僕があの世界を管理すること、補佐官制度を利用すること、そして、今回の事件についての報告書とかを後で提出しなくちゃいけないからね…。』
『ってことは、ほぼ書き終わってるんですね?』
『うん。あとは彼女たちのことを待つだけなんだよね。』
『そしたら、少しだけ休憩しますか?』
『そうだね。』
そういいながら、カミサマたちは会話していた。
会話していたら、花楓の呼ぶ声が聞こえた。
『そしたら呼ばれたし、ちょっと行ってくるね?』
『はい。そうしたら、こちらに来てもいいように準備しておきますね。』
そう言ってカミサマはこの空間から去っていった。