体調が優れないので病院に行く。と先生に言って早退した。
当真はずるっ!と言って引き止めてきたが、テキトーにあしらった。
担任は私を信用しているのか、お大事にと声をかけて送り出してくれた。
普段から素行に気をつけていてよかった。さっき当真とサボった事も保健室に居たと言ったらあっさり信じて貰えた。
逆に心配になったが。
二宮さんに早退したことを伝えると、待ってろ。とLINEが来て、それから十分後に早く来い。と文字が液晶に映し出された。
校門に向かうと、二宮さんが立っていた。
「…何ジロジロ見てんだ。」
「いえ、車とか乗ってそうなのに意外だなぁって思って。」
「学校前に車停めたら目立つだろ。」
確かに。二宮さんらしいと思い納得した。いや、出会ってまだ日が浅いのでらしいとかは思わないか。
「おい、向こうに車停めてあるからそこまで歩くぞ。話はそれからだ。」
自分に言い訳をしていると、二宮さんに急かされてしまった。
「……。」
「…?」
車に乗ると、二宮さんは運転しようとはせず言葉を探しているようだった。
「そう言えば、まだ話してませんでしたね。」
そう言いながらマスクをとった。
眼帯を付けている理由は話した。そうしたら病院に連れてってやる。というもんだから早退したのだ。
「お前、その顔…昨日やられたのか?」
「はは、そうなんですよ。昨日引っ掛けた人が暴力振るうタイプの人で、容赦無くやられちゃいました!」
えへっ、なんて笑うと二宮さんに睨まれた。
怖っ。
「とりあえず、病院行くか。」
「はい!でも何科ですかね?産婦人科?」
「産婦人科では無いだろ。…眼科でいいと思うが、」
走り出した車は近くの眼科に向かっていく。
診察後、医師に言われた目薬を買いにドラッグストアに入った。
「…二宮さん、二宮さん。片目だと見ずらいので、探してください。」
「…今回だけだ。」
そう言って私の持っていた目薬の名前の書いてある紙を取り上げて探し出した。
「おい、見つけた。買ってくるから車で待ってろ。」
「…え、お金は、」
「これくらい買ってやる甲斐性はある。」
車の鍵を渡すとレジへ行ってしまった。
高校生と成人の財力を比べるのはどうかと思うが、流石としか言い様がない。
二宮さんモテそうなのに、彼女いないのかな。
そう思いながら車に乗り込んで二宮さんを待った。
数分して二宮さんが戻ってきて、袋をこっちに渡した。
「ありがとうございます。早速さそう、、あの、これ、」
「ああ、切らしててな。うち寄ってけ。」
袋の中にはコンドームが入っていた。
この人、最初からそのつもりで優しくしてたな。
さっきまで上がっていた二宮さんへの株が一気に下がった。
そのまま家賃が高そうなマンションの駐車場に入って車が止まった。
「着いたぞ。」
「二宮さんってお坊ちゃんなんですか?」
「は?何だいきなり。」
「だって、高そうなマンションですし、お金持ちかと。」
「そんなの知ったところでどーでもいいだろう。早く降りろ。」
綺麗な車に高そうなマンションに住んでるなんて、どう考えてもお金持ちでしょ。と思いながら車を降りて、二宮さんの後ろをついて行く。
エレベーターで部屋のある階まで上がって、部屋に着くと中へ入るように促される。
特に遠慮することなく中へ入ると、イメージ通り。綺麗に片付いていた。
「洗面所はそこにあるから、手と目洗えよ。」
「え、あ、はい。」
そう言って鍵を閉めて、二宮さんはキッチンで手を洗っていた。
気を使ってくれたのだろうか。
「洗い終わったらヤるぞ。」
「…はい。」
上がりかけた株はもとより下がった。
「…そいえば、こんな顔面ですけど勃ちます?」
ベッドに腰掛け待っていた二宮さんに近づくと腕を引かれ押し倒された。
「元はいいから別に萎えるほどじゃねーよ。」
そう言って私の制服に手をかける。
もしかして制服萌えなのか、だから家に連れ込んだのか?
「おい、変な事考えてんなよ。」
顔に出ていたのか、一睨みされてしまった。
「…っ、そいえば、シャワー、、っ、浴びてませんよ、」
制服を脱がされながら私のより大きな男の手が肌を滑っていく。
腹から徐々に上へ行き、胸を這う。
二宮さんは私に触るのに夢中で返事をくれない。
「っあ、んん、」
「っふ、さっきまでの余裕はどうした?」
胸の敏感な部分を摘まれて、反応してしまった。
楽しそうに笑う二宮さんの表情が厭らしくて、急激に羞恥が込み上げる。
「…っ、胸ばっか、やめて、くださ、いっ、」
声を出したくなくて、唇を噛んでいると、二宮さんの指が優しく唇をなぞった。
「胸は嫌いか?随分と良さそうだけどな。」
「っや、あ、」
胸から今度は下へと降りて、一番敏感な場所を掠めた。
「下着が濡れてるぞ。」
「っふ、んん、、」
二宮さんの指が私の気持ちいい所に触れて、ぐちゃぐちゃと音を立てる。
指の動きに合わせて動いてしまう腰を二宮さんがもう片方の手で抑えた。
「っん、やあ、二宮さんっ、早くっ、」
緩い刺激に耐えきれず、二宮さんを見つめる。
「早くどうして欲しいんだ?言わなきゃわかんねえな。」
「っ、いじわる、」
心底楽しそうに笑いながら二宮さんは胸の先を舌で転がした。
「っあぁ、っんやあ!」
堪えきれず漏れた声にもう何がなんだか分からなくなる。
「っ、早く、どうして欲しいのか言ってみろ、」
二宮さんも余裕がなくなってきたのか、硬いものが太ももに当たる。
その熱に羞恥心が高まって、体温が上がる。
「っ欲しい、二宮さんの、硬いの、っ、入れてっ!」
「っ、ふっ、上出来だ。」
そう言って頭を撫でると、いつの間にかコンドームを付けたそれが私の中に入ってくる。
「っあ、ああ、んん、っは、」
「っく、力、抜けっ、」
苦しそうな二宮さんがどんどんと腰を進めていって、奥まで入る。
「っはいっ、た?」
「ああ、っは、動くぞ、」
そう言うとどんどんと出し入れをして私の気持ちのいい所を擦りあげる。
「っ、っや、そこっ、、きもち、っいい、からっ、っ!」
「っは、っは、っく、苗字、」
「っあ、ああ、ああ、っんあ!」
いい所を何度も突かれて、ふわふわと気持ちよくなってくる。
「っ二宮っ、さんっ、っもう、っいっ、ちゃう、」
「っ、ああ、俺も、っイッ」
ドクンドクンと私の中で二宮さんのものが脈打って、お互い果ててしまった。
二人とも肩で息をしていて、二宮さんなんか、抜きもせずに私の胸に顔を埋めている。
「っ、はは、二宮さんって、意外と、」
「っ、ああ?、何だよ。」
「おっぱい好きなんですか?」
「…うるせえ。」
さっきまでダダ下がりだった私の中の二宮さんの株が急上昇した。