02.Saying terrible.*R-18

遠ざける為に言った言葉は彼に届いただろうか。

届いたとして、彼の中でどうゆう風に解釈されたのだろうか。

誰も居ない家の私の部屋で私は幼馴染に押し倒されている。

たどたどしくて頼りない手つきで、ささやかな両胸に手を這わせている。

変態オヤジとは全く違う手つきで、優しい幼馴染になんて事をさせているんだろうか。という罪悪感から涙が零れそうだった。

「…やっぱり、やめよう。」

私の表情に気づいたのか、彼は手を引っ込めて申し訳なさそうに笑った。

今更やめた所で元の関係に戻れるわけないのに。

それなら進んでしまった方が楽なのに。

その思いは口から出る事無く、私は悪態しか取れなかった。

「…臆病者、偽善者、意気地無し。」

「…」

「全部准にピッタリ。」

にっこりと笑って酷い事を平気で言う女に、どうしてそんなに優しく出来るのだろうか。

私の汚い所を知られた以上、引き下がれる訳無かった。

今度は私が彼を押し倒して、彼のズボンに手を這わせて男のモノを摩りあげた。

「…っ、な、」

直ぐに驚きの声を上げたが、それは徐々に硬くなって苦しそうに布地を押し上げてきた。

ジッパーを下ろしてパンツから出してやれば、元気に勃ち上がったモノがある。

迷うこと無くそれに口を這わせ、汚いから!と制止しようとする彼の手をやんわりと払って口の中に含んだ。

「っは、あ、」

苦しそうに声を上げて、目を瞑って刺激に耐えている。

そんな彼の手は無意識か、私の頭を撫でていた。

暖かくて優しい手。何度この手に励まされ、救われてきただろうか。

私と准ではひととなりが違いすぎる。

自己肯定感を高めるためだけに好きでもない大人と交わる私と、良心に従って人のために動ける准。比べるのも烏滸がましい。

そんなことを思いながら准のモノを執拗に責め続ければ、私の頭を掴む力が強くなっていった。

「っ、名前っ、もう、でっ、」

限界が近いのだろう。苦しそうにしながら私の口から自分のモノを引き抜こうとする。

「っ、名前!!」

准の思い通りになんてしてやらない。私の汚さを解らせてあげなければ、優しい准は気づけないから。

懇願するように名前を呼ばれたが、奥に当たるモノを包むように喉を締めてやった。

「っ、っあ、っう、んん、」

散々変態オヤジに仕込まれた甲斐あって、准は私の口に吐精した。流石多感な時期の男の子だ。勢いよく出た精子に噎せかけたが、何とか堪えて尿道口に残る精子を吸い取った。

「っ、っあ、」

強すぎる快感に眉を顰めて少し苦しそうだ。

綺麗に舐めとって口の中に広がる苦いモノをゴクリと飲み込んだ。

しばらく放心していた准は私の喉の音で我に返ったのか、みるみるうちに顔色が悪くなり私の両肩をつかんで声を出した。

「…の、飲んだのか…?」

「…うん。」

「…なんて、事を、」

さっきまで火照っていた顔色は今では真っ青だ。その変化と言動が私の中でツボにハマってしまって、私は大爆笑した。

「…何笑ってるんだ。」

「だって、准、面白すぎっ!」

腹を抱えて笑う私を見て、最初は怒っていたが、准は安心したように笑っていた。

「…やっぱり、名前は綺麗だよ。」

「…なんだそれ。」

14歳、“ただの幼馴染”が“セフレの幼馴染”になった。