11話


デブ百まで食忘れず

@
自分で書いてて「罪には罰を。尻には線香花火を」はインパクトが強すぎるなと思いました

A
最後にガリ子が思い出していたのは「パトラーーッシュ!」「ワン!」のあれですね

B
シンイチローくんはガリ子の生命の危機的な意味でヤバい状況に遭遇するのは二度目なのですが、前回と比べると今回の方がかなりヤバいですし多分シンイチローくんはしばらくの間夢に見続けます。何年か経っても思い出したように夢に見て飛び起きるかと思います

まろが飛んできたので取り急ぎお返事致しますがシンイチローくんの苦難はここでは終わりません。多分シンイチローくんは生命の危機に瀕したガリ子をそばで強制的に見守らなければならない星の下に生まれています

C
何度も言いますが別に現状のリコと竜胆くんは付き合っていないので、付き合っていないのにこんなスキンシップをとっていると知ったらめんどうな方の兄イザナが叫びます。付き合っていたとしても叫ぶ気はしますね

D
ガリ子は基本身内には激甘で家族認定がゆるゆるなのでケースケも半分家族のようなものだと思っているのですが、一虎に関しては全くの他人であり初対面だったために「シンイチローくんの店に強盗に押し入って私たちを殴った挙句なんかブツブツ言ってるヤベェ奴」としか認識していません

それに最後の方はわりと意識が飛びかけて周囲の音も拾えていないのでケースケが一虎を抱き締めている時も会話の断片を拾って「地獄がなんだって? は? 二人で地獄に? その前にやることあるだろ救急車呼べそれ後でやれ」と都合良く解釈してキレ散らかしていました

E
竜胆くんと同じ高校に行くと暴れていましたが行きません。紆余曲折あって某十代目黒龍総長と同じ高校に進学することになり、入学式で「アッもしやしおんちゃんの後釜の! ワンちゃん元気?!」「日本語喋れ」と会話を交わし、一方的に友人と称する関係になっていきます。ちなみに三年間同じクラスです

F
竜胆くんとリコは付き合う前の友達期間を楽しんでいるというか実際言葉にしていないだけで付き合っているようなものなので、リコが「私たちってこれもしかして付き合ってる?」と竜胆くんに聞けば竜胆くんは「付き合ってるよ」と事実を捻じ曲げます

周囲は付き合っていると思っているので別にいつ付き合い出そうが多分何も変わりません。何年か後に蘭ちゃんと「お前ら竜胆が中三の頃から付き合ってんだっけ?」「竜胆くんが高二の夏だよ」「は? いや、は?」「それまではお友達。……待って、今思うと付き合ってた? かも?」「は?」と会話をします

自分でこれを書いていてこの後二年も付き合わないんだ……と思ったんですが付き合わないんですよね。ちなみに竜胆くんが高二の夏は思いっきり原作に突入しているので今後原作軸で暴れ回るリコは既に名実共に竜胆くんの彼女です

G
原作と比べると当たり前ですがシンイチローくんの怪我は軽いです。ですが重症であることに変わりはないので、以後運動など制限がかかる可能性はあります。でも命あっての物種なので、ガリ子はシンイチローくん本人以上に初代黒龍メンバーに感謝されます

ガリ子は竜胆くんのことが好きですがそれはそれとしてワカさんと三ツ谷くんの顔がタイプでよく懐いているので、ワカさんにめちゃくちゃ感謝されてデレデレして周囲を唖然とさせます。ガリ子がここまで懐くってこの人何者……?!といった感じです

H
作中でガリ子は進学先に関して兄と蘭ちゃんと祖父がグルになって自分のことを騙していたのかと考えていますが、普通に母やイザナも知っていて「もう知ってるか」と誰もガリ子に伝えていないだけです。敢えて黙っていたのは兄と蘭ちゃんと祖父です

I
しおんちゃんをボコボコにしたと軽く言っていますが、しおんちゃんの本能的な部分に「この人に逆らってはいけない」と刻み付けるぐらいのことはしています。それでもガリ子としおんちゃんは飼い主とペット、お嬢と舎弟、しおんちゃん的には友達として仲良くしています

J
「しおんちゃん」「ワンちゃん」ですが流石に「はじめちゃん」「たいじゅちゃん」とは呼びません。ガリ子も流石にそこまででは無いです。馴れ馴れしく「大寿くん宿題やってきたよね見せて」と声を掛け「殺すぞテメェこれで49回目だ」「入学から三週間なのに流石私」「褒めてねェんだよ」と会話してます

「ワンちゃん友達?」「ココだ」「ココちゃんね。私はリコちゃんでいいよ」「ココ、こいつはガリ子だ」「ガリ子って誰? リコちゃんでいいよ」「ガリ子だ」「リコちゃんでいいよ」「ガリ子」「リコちゃん」「ガリ子」「リコちゃん!」「イヌピーこれ何?」「イヌピー誰?」「オレだ」「そこからかよ」

上記の三人とは同い年なので基本的に仲がいいです。以前もツイートした通り一番振り回されるのはココくんです

K
ガリ子は学校をサボったり不良活動をしたり校門前に集まってきた敵チームの連中をボコボコにしてリーゼントの山を作り財布と釘バットを献上されたりもしますが、普通に課題は出すタイプの真面目な学生です。教師や同級生からは大寿くんとセットで恐がられているので三年間ずっと隣の席です

課題は真面目に出すと書きましたがかなりの確率で課題を忘れるので駄々を捏ねて暴れて大寿くんから奪って写して出しています。その度に大乱闘に発展するので、二人の席は隣同士な上に周囲から微妙に隔離されています。お互い遠慮なく殴って蹴って机を投げるので入学三ヶ月で机は十回新品に変わりました

L
竜胆くんの言っていた「入試中に隣の教室から聞こえてきためちゃくちゃデカい音」は蘭ちゃんの言う通り兄の腹の音です。因みに兄が試験官に睨まれたというのもこの腹の音のあまりのデカさが原因です

M
リコが気にしていた「竜胆くんが高校でモテモテになったらどうしよう問題」ですが、そもそも作中で竜胆くんが言っている通り出席率が悪いのとたまに出席しても早々に早退したり兄とガリ男としかいなかったりで女子とは話もしません。告白はまあ、一目惚れ云々と何度か

でもリコは自分で言っている通り顔良しスタイル良しなので、竜胆くんが告白されたと聞く度に絶叫し、蘭ちゃんに連れられて特服装備で竜胆くんの教室まで乗り込んで女子生徒全員を威嚇します。竜胆くんはとても嬉しそうなので女子生徒たちも付け入る隙のなさに気付くのではないでしょうか

N
因みにガリ子は作中で何度が触れている通り身長がかなり高いです。現在本編では中学二年生ですが、164センチはあります。原作一巻時は高一時点で168で止まったかな?といった感じです。竜胆くんは170センチ代真ん中ぐらい、蘭ちゃんは180無いぐらいを想像しています。兄は180ジャストです

全員が高校生になっても四人で連んでいることが多いわけですが、四人揃うと長身の集団(更には肉厚な存在も)なのでかなりの威圧感かと思います。四人とも表情は変わりやすいですが何も無い時は四人揃って真顔だったりするので、初対面の相手には恐怖される仲良し集団です

最終的に172ぐらいでガリ子の身長は止まりますが、竜胆くんからは「顔が近いから思い立ってすぐにキスがしやすい」、蘭ちゃんからは「そこまで見下ろす必要が無いから会話が楽」、兄からは「いざとなったらおぶってもらえる」と軒並み高評価を得ています。本人もタッパがあって困ることは無い認識です

(22.6.18追記 キャラブ読んだら想像以上に蘭ちゃんと竜胆くんの身長に差がありましたね)

O
灰谷兄弟が少年院に入っている間にガリ男(がりお)から(がりまん)に変遷したあだ名は、本編の時点では既に後者の方が主流ですが灰谷兄弟と夜ノ塵の面々、きょうだいたち+ワンちゃんは前者呼びです。ワンちゃんは元は後者で呼んでいましたが「違うよ」とガリ子に言われたので「違うのか」と納得しました

因みにあだ名が変遷したのは「デブは歩けば〜」で兄がガリ子に提案した「二人が出てくる前にあだ名を撤回しよう」運動がおかしなところで拗れた結果です。兄はすぐ飽きましたし、ガリ子はそもそも「じゃあよろしく」と兄に丸投げしていたので変遷の経緯は誰も知りません

蘭ちゃんは普通に自分のつけたあだ名が当初と違う読み方で広まっていることにブチ切れましたが、まあデブなのにガリって入るあだ名使ってる時点で面白いからいいやと最近では放置の姿勢です。ガリ子だけが自分のあだ名が気に入らずに何年間も「違うから!」と言い続けています

竜胆くん的にはリコはリコであだ名は正直余程本人を侮辱していない限りどうでもいいので兄同様放置の姿勢です。でもリコが「みんなが変なあだ名で呼んでくる……」とめそめそしていれば「みんな酷いよな。オレはずっとリコのこと名前で呼ぶよ」と良いように利用して更なるスキンシップの餌にします

P
ガリ子は基本的に深く考えずノリと勢いと勘で生きているのでちょろいです。流されやすさはイザナとそっくりの似たものきょうだい