39話


@竜胆くんが来たから火が引いて燃えていないだけで、普段は三人のいるステージ上も常に燃えています。下と比べれば火の勢いは弱いですが、それでも「熱いね〜」と三人でよく話していたのではないでしょうか

A昨日思い立って書いた話なので、プロットには今回の話は一切影も形もないです。竜胆くんが死ぬわけないだろ(*^^*)と考えていたので勝手に目覚めさせて普通に「そろそろ退院するらしいよ〜」みたいな感じにしようかと思っていました

でもコメントやまろを見る限り皆さん心配してくださっていたようなので、じゃあそこも掘り下げるかな……と思ってゆりかごリコたちに登場してもらった形になります。掘り下げたら何となく後味悪くならないかなと思っていたんですが

Bゆりかごリコの竜胆の刺青に触れなかったのは敢えてです。あそこはゆりかごリコたちにとって都合のいい空間で本編竜胆くんはあくまでもお客様でしかないので、ゆりかごリコたちが見て欲しくないと願ったものは見えていません

Cゆりかご三人衆は一切竜胆くんを名前で呼んでいません。実は竜胆くんが寝ている間は呼んでいたんですが、起きてからは呼ばないようにと心掛けています。万次郎が「やっぱり若いね」と言ったのは、寝顔を見て若い幼いと三人で言い合っていたからです

Dゆりかごリコが本当の意味で救われるかどうかは微妙だと思います。福音竜胆くんは「地獄で叱って」の精神でオレと一緒に地獄に落ちて、地獄でもいいからまた会いたいとリコとの再会=救済になるんですが、ゆりかごリコは竜胆くんに会えたところで懺悔して許しを乞うしか出来ないと思うんですよね。

そもそもゆりかごリコからしたら自分と一緒に地獄に落ちる竜胆くんが解釈違いすぎて、その時点で躓きますね。最新話で言っている通りもう二度と会わない覚悟を決めて死んだので、本編竜胆くんならまだしも自分を置いて死んだ竜胆くんに会ってしまったら舌を噛み切ってもう一度死のうとしそうです

ゆりかご三人衆は揃いも揃って死者の模倣をしながら人を殺して不幸にしてきたので、きょうだいたちに対して負い目を感じています。本来ならばもっと幸せになれたはずの愛しい人たちの姿を真似て罪を犯してそのまま自殺したわけですから、「会いたくなかった」は三人の総意でもありました

でも福音竜胆くんが地獄でリコに叱ってもらっているなかでゆりかご三人衆が三人揃って地獄に落ちることも出来ずに炎の中で寄り添っていつか来る終わりを待っているのは本当に救いが無さすぎる気がするので、三人も救わればいいなと思います

Eゆりかご三人衆が望んだ許しと救いは「死」であり、彼女たちが生き永らえていたのは「タケミチの過去に戻って必ず救うという言葉を聞くため」なので、もしかしたらもう救われた後なのかな?とも思いました

F難しい話はよく分かんないですね……なんかこう、二人で酒飲みまくり酔い潰れ電車に乗ったはずが何故か北海道に辿り着いていた大親友コンビと帰ってこないリコに業を煮やして電話をかけたら困惑した大寿くんに「今は北海道にいる」とか言われて「??」になる竜胆くんとか、そういう話が書きたいです

そういえば以前書いた時に触れてなかったんですが、これとかこれとか先程の突撃北海道大親友コンビとかのリコと竜胆くんは普通に同棲してます。突撃北海道ぐらいになると籍入れててもおかしくないです

本誌の展開にもよるんですが、リコが大学一年生の冬には同棲はしてます。その一年後、20歳になったぐらいの時に婚姻届は竜胆くんがもらってくるはずです。リコの対竜胆くんでの流されやすさは健在なので、きょうだいたちが健やかで幸せならば、結婚したいから婚姻届に記入してと言われすんなり頷きます