9話


デブの顔も三度まで

@
ガリ子のメンタルはジェットコースターみたいなものなので、落ちる時はとことん落ちて上がる時はとことん上がります

A
竜胆くんへのリコの感情は今回の話でなんとなくはっきりしました。リコへの竜胆くんの感情に関しては留守電を聞いて泡を食ってガリ男にまで電話してきたり、強くなれるから頑張れと言ってと泣きながら願うリコに絶対頑張れなんて言わないと返すあたりでまあ分かるかと思います

リコはイザナや兄などの家族には愛していると言えますが、竜胆くんには言えません。似ているけれど何か違うとは分かっているからです。家族への愛と竜胆くんへの愛は別物だと言うところまではなんとなく理解出来ているのですが、そういう方面には疎いです

B
「聞かぬなら 聞くまで殴ろう ホトトギス」の姿勢でガリ子は基本的に生きています

C
イザナはかなりメンタルが弱って判断能力が落ちていたのでガリ子のマシンガントークに押されて全体的に「こんなに言ってるんだしそうなのかも……」になってます。人物紹介で軽く言っている通りわりと本気で洗脳されてます

このままシンイチローくんとエマちゃんと鶴蝶くんが家族だよきょうだいだよとゴリ押しするのでみんなでイザナを洗脳しているようなものです。ですが時間はかかりますが七人きょうだいはそのうち一緒に上野動物園に行きますので、まあ円満解決ではないでしょうか

D
人物紹介で分かりやすくフラグを立てていますが、アバウトなネタバレをすると某黒龍十代目総長とガリ子は同じ高校に通うことになります。ガリ子の暴走機関車っぷりに某総長が振り回されて青筋立てて怒鳴り散らす関係ですがまあ仲は悪くないのではないでしょうか

特攻隊長もガリ子とは旧知の仲ですしその暴走癖には慣れていますので、親衛隊長が最も苦労することになりそうです。頑張って

E
ガリ子は交友関係の広い女です いつか竜胆くんが言っていた通り面倒なのばかり引き寄せます

F
廃車を破壊したのは火事場の馬鹿力もありますが、ガリ子は大抵いつでも些細なことで暴走して火事場の馬鹿力を発揮し続けているような気もしますね。件の廃車場は後に原作でも登場する例の廃車場です

G
これもまたネタバレなのですが、ガリ子は今はこんなに強いですが一度戦力低下イベントが挟まりますので原作時には、ともかく力で相手を制圧するのはいざと言う時の切り札として取っておき、初手では技術にものを言わせるようになります

そこまで弱くなるわけではないですが、運命のライバルであるマンジローとの勝負の勝率は確実に下がります。元の勝率に引き戻すために修行をしている間にもマンジローもどんどん強くなっていきますので、わりといたちごっこになりそうです

H
ガリ子は今回の話ではかなりハイになっていましたが次はまあ予想通りの展開になります。しかし竜胆くんに相対している時や竜胆くんのことを考えている時がリコの素ですので、温かく見守ってやってください

I
リコは竜胆くんに会えない時は基本的にトレーナーにスキニーなどシンプルで動きやすい格好しかしません。竜胆くんに会える時はかなり拘って服装を選び、相手の反応を伺って褒められれば喜びます。分かりやすいですね

J
翌年八月までマンジローとイザナが諍いを繰り返すと書きましたが、作中で指す翌年八月は2003年8月のことです つまりそういうことです