結論から言おう。
光のお父さん、とても面白かった!
これは14をプレイしてみたくなるわ。
まぁ、ハードを持ってないので出来ませんけどね。PCもオンラインゲームをプレイ出来るほど、高スペックではないし。悲しいなぁ…。
大杉さんも千葉くんも、良い演技をしますねぇ。あと袴田さんね、袴田さん最ッ高!好き!!
どうやら劇場版もあるらしく、そちらも観なくては。若干内容が違う・と巷では賛否両論あるらしいが、私はそれはそれで楽しみだったりする。
夜遅くまでぶっ通しでDVDを鑑賞して、すぐに眠ったのだが、目が覚めたのは昼過ぎだった。
今日が休みで本当によかった。
ゆっくりベッドから降りて背伸びをする。
さすがにお腹が空いたなぁ、確か冷凍うどんがあったはず。具無しになるけど食べよう。
小ネギも冷凍庫に入れてたっけ…?
自炊していないのがバレるな。仕方がないか。
顔を洗って、軽く歯磨きをしたらキッチンへ。
だいぶ適当に作って椅子に座る。うん、匂いはいい感じ。湯気が美味しさを引き立てている。
うどんを食べつつスマホを触っていたら、ポコンとひとつ、メッセージが届いた。それは水曜日に連絡を寄越した友人から。
“おつー!ね、紹介した人とはどうなった?”
そういえば、いい人を紹介する・とかなんとか言っていたなぁ。別にどうもなっていませんよ。そもそも連絡すら来ていません。
…この件は一体どうなってんだ、友人よ!
連絡が来なかったことと、今は彼氏必要ないよ!と返信してスマホはテーブルに置いた。
恋愛が人生の全てではないのだ。そうなのだ。
…ね、そうでしょう?ハムたろう…!ヘケッ…。
心の中のハムが慰めてくれる。ありがとう。
虚しさを感じつつ、うどんを食べ終えた。
よし、ウィンドウショッピングに行こう。
ついでに食材の買い出しもしよう。
陰鬱な空気も、外に出てリフレッシュだ!
***
時間は過ぎて、午後9時半。
ベッドの上でゴロゴロしていたらスマホが鳴る。
表示は非通知。恐らくポートガスさんだろう。
『リオ、おれだ。ポートガス・D・エースだ』
「こんばんは、ポートガスさん」
『おう、こんばんは。あのな、申し訳ねェんだが、今日は少ししか話せねぇんだ』
小声でヒソヒソと喋るポートガスさん。
すっごい話しづらそう。
少ししか話せないというのは察しがつく。
昨夜、マルコさんと何かあったんだろう。
「喧嘩でもしましたか?」
『まあ、そんなとこだな。リオが変に疑われんのも嫌だし、この電伝虫をマルコに渡すことにした。だから、当分の間は連絡出来ねェ』
「なるほど、そうなったんですね」
『マルコから電話することはないと思うけど、もしかかってきても全く名乗らなかったらさっさと切っちまえよ』
「切っていいんですか?」
『マルコの話は大して面白くねェからな』
な、なぜだろう。
拗ねているポートガスさんが浮かぶ。
顔は知らないけれど、声でなんとなくわかる。
まるでおもちゃを取られる子どものようだ。
「ポートガスさん」
『ん?』
「どうして私と話をしたいんですか?」
『…理由なんて、もうねェな』
「えっ」
『一日一回、リオの声を聞かないと落ち着かねェ。だから、電伝虫を渡したくないんだ』
渡したら、捨てられるかもしれない。
ここはオヤジの船だから。オヤジを狙う敵かもしれねェって警戒するマルコの気持ちも…わかる。最初はおれもそうだった。
でも、リオは違うと思っている。
おれの直感は、そうそう外れねェんだ。
ポツリポツリ。呟くように話すポートガスさん。
私の声を聞かないと落ち着かない、って…。
そそそそそんな、恋人に囁くような甘い言葉が返ってくるとは予想してなかった。
さすがに動揺するのですが。
『リオ?』
「あの…落ち着かない、というのは?」
『海軍や他の海賊共に捕まってねェかな、とか。アレだ。リオの身を案じてる、ってやつだ!』
「……っ、なるほど!」
私の身を!案じていた!!
普通に心配してくれてるだけなのね!
恥ずかしい、自分もなかなかの恋愛脳だった…。
いやいや、別に色めきだってるわけじゃない。
もしかして想われてるの!?なんて、思って…
……ちょっとだけ思ったよ…!すみませんね!
『返ってきたら、連絡する』
「また連絡してくれるんですか」
『当たり前だろ。リオと話すのは楽しいんだ』
眩しい。
ポートガスさんの言葉は真っ直ぐで眩しい!
「待ってます、ね?」
『ああ!待っててくれ!』
「それでは」
『おう、またな!リオ!』
いつも通りのやり取りで、通話を切った。
最後は声の大きさが元に戻ってたけど、大丈夫だっただろうか。もしかして、近くにマルコさんが居たんじゃないかな?怒られてそう…。
ポートガスさんが怒られないことを祈りつつ、
ベッドサイドにスマホを置いた。
a call from an anonymous number.
知らない人からの着信。
連絡が来ないと寂しく感じるのは、何故だろう。