薬研藤四郎
「私って地獄に落ちるじゃない?でも寂しいから薬研ついてきてよ」
ある日の執務中に、審神者はふと薬研に言葉を投げる。死出の旅路の伴を懇願されたにも関わらず、薬研はカラカラと笑っている。
「いいぜ、地獄見物も一人じゃ味気なかろうしな」
うんうん頷いて、快諾してくれる私のかたな。ああ、その横顔が好き。行為で固めたわかりきったエゴに、それでも付いてきてくれる私のかたな。
「俺で腹切ろうとしないんなら、どこだって伴するさ」
嬉しくって嬉しくって仕方がないので、地獄の旅路の予定を今から立てておく。血の池地獄でゆで卵とか作れるかな。