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最近、翔ちゃんの様子がおかしい。

翔ちゃんっていうのは俺の2歳上のお兄ちゃん。
翔ちゃんは勉強も運動も人並み以上に出来て、顔もいいし性格もいいんだ。
お母さんがいっつも俺へのお小言で『お兄ちゃんみたいにもうちょっと頑張りなさい』って言うのがウザイけど、自慢のお兄ちゃんでもある。

そんなお兄ちゃんが、最近よくボーッとしてる。
この一週間くらい…かな?
んー…ボーッとするようになったのはこの一週間だけど、様子がおかしかったのはもっと前だ。
夏休みの途中くらいから、なんだかむずかしい顔をするようになって…で、今はボーッて。
おかあさんやお父さんはそんな翔ちゃんの様子に全然気がついてないみたい。
毎日仕事が忙しいし、翔ちゃんも親の前では気をつけてるんだろうし、気がつかなくてもしょうがないかな。

もうすぐ夏休みも終わるし、宿題が終わってないから様子がおかしいのかな?って思ったけど、どうも違うみたい。
机の上を探ってみたら、完璧に終わった夏休みの宿題が出てきたもん。
あーあ、俺なんかまだ半分近く残ってるのに…。


翔ちゃんのことを気にしながらも、俺はもっと大きな難題(宿題)と夜遅くまで戦わなきゃいけなかった。
時刻はちょうど日付が変わるころ、もー脳みそ限界って感じでベットに潜り込んで爆睡。

……の、はずだったんだけど……


真夜中。

俺は変な気配に気がついた。

躯は眠っているのに、寝る直前まで勉強してた脳みそはまだ起きてるみたいな変な感じだったから、それに気がついたんだと思う。
はあ・はあ・はあ…って、苦しそうな翔ちゃんの息遣い。
翔ちゃん病気?
起きなきゃ起きなきゃって思うんだけど、躯は全然動いてくれない。
そのうちだんだん目が暗闇に慣れてきて、なんか違うって気がついた。
クチュクチュ…て小さい音と、薄い夏布団のもぞもぞした動き。
なーんだ、翔ちゃんオナニーしてるんだ。
オナニーって、俺も友達とエッチな本見ながらしたことあるけど結構気持ちよかった。
精液っていうのは出なかったけど…(親友の直樹は出た…同い年なのになんで??)そのうち出るようになるのかなぁ。それとも俺のやり方が悪いのかなぁ。

そんなことを俺がぽやぽや考えていると、翔ちゃんの掛けてた夏布団がズルズルずれてきて……あれ??
なんか、おかしくない?
ベットヘッドに首と肩を凭れさせて、オナニーするのに楽な体勢…なのはわかるけど、片手は胸のとこをいじりながら、もう片方の手は…ちんこ、触ってないよ?
もっと下…キンタマより下で、なんかグチョグチョしてる。
ええ??あんなとこなんかあった??
あ、肛門があったっけ。
ウンコするときくらいしか思い出さないようなとこを、翔ちゃんは触ってる。
触ってる…っていうか、指入れてる??うげーっ!!!
それってヘンタイじゃないの??翔ちゃんヘンタイ??
びっくりしすぎてもう目はばっちり覚めちゃった。

ヘンタイ…じゃないのかなぁ…。俺がオナニーのことをあんまり知らないだけで、肛門いじるのもありなのかな??
……うん、普通なのかも。
だって、翔ちゃんすげー気持ち良さそうなんだもん。
両脚をすんげぇ開いて、指をグチャグチャにして…いつもの翔ちゃんと別人みたい。
仰け反るみたいに上を向いた翔ちゃんの顔、口を大きく開けて、ホントにうっとり…みたいな。
友達とオナニーしたとき、精液出た直樹だってあんな顔しなかったのに…。

あっ……」
小さな声が、翔ちゃんの口から漏れた。
「あっ・あっ…あ―――――」
声と同時に、翔ちゃんの躯がビクンビクンッって震える。
大丈夫かな…って、心配になるくらいの痙攣なんだけど、いいみたい。
だって翔ちゃん、すごくエッチな顔してるんだ…。
開いた口からは濡れた舌がチロチロ見えて、眉をぎゅーっと寄せて…。

何度も何度も震える翔ちゃん、まだ気持ちいいのかな。
もうずいぶん長い間あんなだけど……でも、俺あんなじゃなかったよ?
そりゃあ精液出なかったけど…でも翔ちゃんも精液出てないし、精液出た直樹だって、すぐ普通になったのに…。

なんかいろいろわかんないことだらけで頭の中がいっぱいだ。
そのうち翔ちゃんの痙攣もだんだんゆるやかになってきて、もう終わるのかなって思ってたら、翔ちゃんがベットの下から何かを取り出した。
薄いカーテンからもれる月明かりにそれのシルエットが浮かび上がる…けど、なんだあれ。
一番近い形はマツタケ。でも、いつも俺が見るマツタケよりうんと大きくてデコボコしてる。
マツタケにたいなのの下には取っ手?みたいなリモコン?みたいなのがあって…それを翔ちゃんがベロッって舐めた。
飴?
翔ちゃんはソレをベロベロ舐めたあと、何か…トローッとしたクリームみたいな…ジェルみたいなのを塗って……わ……
わ…わ…わ……。

ソレを…お尻に……。

「ああ…ン…」
蕩けそうな、翔ちゃんの声…。
ソレが、ズブズブ翔ちゃんの中に入っていってるんだ…と思う。
「はっ・はっ・は……」
更に大きく開かれた翔ちゃんの脚。
影になってたソコをぼんやりした月明かりが照らして…うわ、マツタケ型のとこ、全部翔ちゃんの中に入ってる…。
カチッていう小さな音とともに、ヴヴヴヴヴヴヴ…って小さな…虫の羽音みたいな…なんだ?
「はあン!あン!あン!!いい…!」
突然、翔ちゃんが大きな声を出した。
大きな声…に聞こえたのは、今までが静まりかえってたから俺がそう感じただけなんだろうけど、翔ちゃんもあわてて俺の方を見て声を抑える。
けど、すぐにそれどころじゃなくなったみたい。
「はっ・はっ・うう…ン…太い…おっきい…きも…ちぃ……」

ゴクッ…て、俺の喉がなったけど、翔ちゃんはいっぱいいっぱいで気がつかないみたい。
すごい…いやらしい…。
そんなに気持ちいいのかな…。
ズキズキしてきた自分のちんこをちょっとだけ揉んでにると、やっぱり気持ちいい。
けど、どんなにいっぱい揉んでも擦っても、翔ちゃんみたいにはなりそうにない。
「あうっ、あ…もっと…ほし……もっと、奥…に、ほしいよぉ…」
薄暗闇の中で、翔ちゃんのお尻に出し入れされてるソレが細かく振動してるのが分かる。
あんな大きいのが入ってるのに、翔ちゃんはもっと大きいのがほしいんだ。
そぉっと自分のお尻に手を伸ばして、その穴に触る。
たくさん皺のよったそこは小さくて固く閉じてて、とてもあんなモノが入るとは思えない。
「あっ・あ…ナマが、いい…やっぱ、本物の…がいいよぉ…あひっ、あ…」
けど、翔ちゃんはすごく気持ち良さそう……いいなぁ…。

びゅくっ…!!
翔ちゃんが精液を出した。
ピクピクって、当然気持ち良さそうなんだけど…さっきみたいにずっとじゃない。

痙攣も息遣いもゆっくり落ち着いてきて、だるそうに挿れてたのを出してタオルで包むと、パジャマを着て部屋を出て行った。



すごかった……
あれ、普通のオナニーなのかな?普通じゃないのかな?
でも、すっごく気持ちいいんだってことはわかる。

最後に言ってたナマってなんだろ…生?
本物の、なにがいいって言ってたのかな…??


頭の中がごちゃごちゃすぎて疲れちゃったせいか、翔ちゃんが部屋に帰ってくる前に俺の意識はスコンって眠りにおちた。

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