ある日の放課後、うちが帰ろうおもて鞄に荷物を詰めとった時 同じクラスの男子たちがうちの席に来よった。
「なぁ、これから暇?暇なんやったら、俺らと遊ばへん?」
うちにはこういう少女マンガみたいな展開は初めてやったから、ドキドキした。
せやけどやっぱり知らん男たちと遊ぶんは気が引ける。
「すんません。予定が入ってますわ」
うちは丁寧に嘘をつき、誘いを断った。
せやけど、
「予定ー?明日やダメなん?」
「お願いや!今日だけやから!」
「まぁ、とりあえずはよ行こうや」
とうちの話を無視して腕をぐいぐい引っ張り、教室の外へ出された。
「い、痛い!離して!」
うちは必死に暴れて逃れようとする。
けど、やっぱ男の力には敵わんさかい逃げられへん。
「離せ!何しとんねん!うちは忙しい言うとるやろ!」
うちは必死に叫んだ。
そしたら「少し黙っとき、」そう言われ、口を塞がれてしもた。
不安やった。
口も開けへんし、自由に動かれへんから。
少し引きずられてから何処かに着いたらしく、下ろされた。
口を塞いどった手が離れたからうちは勢いよく息を吸うた。
けどそこは、すごく埃っぽくて空気が悪いせいか息がしずらい。
辺りを見渡せばマットや跳び箱が置いてある。
それで気付いたのが、うちは体育館倉庫に連れて来られたっちゅーことや。
「あんたら、一体何やねん!うちをこないな所に連れて来よって!」
うちは男子たちに荒く言葉を投げる。
せやけど男子たちは、質問に答えへんで 不気味に笑い始めよった。
「ぷくく…っ、何でって?」
男子たちの中の一人がうちの質問に反応した。
けどなかなか答えへん。
「せや、はよ言い」
痺れを切らしたうちは、近くにあった跳び箱を軽く蹴った。
跳び箱は ガタンと大きな音を立てて倒れた。
「大人しくしとれ!」
うちは男子二人掛かりで抑えられ、ネクタイで手足を縛られた。
「な…!何すんねん、離せや!」
必死にもがくが、ネクタイは外れない。
それどころかどんどんきつくなってきく。
「おー、ええ眺めやなぁ〜。ってか、意外と大胆なんやな」
そう言い男子たちは笑い始めた。
最初は全く意味が分からんかったけど、自分の今の姿を見てあいつらが何で笑っとるのかが分かった。
分かった瞬間、恥ずしゅーで動けへんようなってしもた。
こんな姿、見んでほしい。
「やっと大人しくなったんか。せや始めるで」
その掛け声とともに、この場におる全員がうちに近付いて来よった。
「うちに気安く近寄るんちゃうぞ!」
うちは必死に動き、間をとる。
だが、ハンデがありすぎる。
うちは手足が縛られとる分、全く動けへん。
男子たちはどんどん間を詰めてくる。
「放課後の体育館倉庫いうたら、わかるやろ?これから自分がされる事くらい」
あいつらが厭らしく笑いながら言うた言葉の意味が分からへん、全く。
男子たちの一人がうちの上に跨がってきよった。
そしてブレザーのボタンを一つずつ外していく。
怖かった。
ブレザーのボタンを外されて、自分がこれからされる事が理解できたから。
「退け!触んなや!」
泣くのを堪え、うちは必死にもがいた。
けど、他の奴らがうちの体を抑えとるせいで上手く動けへんかった。
あかん…、もう泣きそうや……。
廉造…、助けて…。
廉造ぉー…。
「…名前!何処におるんや!」
…え?
い、今 廉造の声が……っ