アラビアン・ナイト
番外編 第二話





chapter:Passion





チュッて、リップ音が鳴った。


「ん、ああっ!!」

ねっとりとした熱を持つ口内に含まれて、ベッドから腰が跳ねる。


ヘサームの舌先が、オレの乳頭を転がす。


「……あっ、ヘサームっ!!」


オレの乳首を舐めるヘサームがすごくエッチで、ただでさえ体が熱いのに、発火しちゃうんじゃないかっていうほど、熱を感じる。



おかげで、オレ自身はヘサームを求めて身をもたげはじめている。



オレは今、媚薬を浴びているわけでもない。


それなのに、媚薬を浴びせられたあの時よりも、ずっとヘサームが欲しいと思っている。



「ヘサーム、ヘサーム!! オレ、へんっ!! どうしようっ」


オレの身体が、ヘサームを求めて開いていく……。



「もっと狂えばいい。君は俺だけのものだ」


もう片方の乳首も薄い唇に含まれた。


「あっ」

何度も、何度も。

乳首を吸い上げるリップ音がオレを惑わす。



自分の体を見下ろせば、さっきまでヘサームに含まれていたオレの乳首がツンと尖っているのが見えた。



「あっ、ああっ! ヘサームっ!!」


……オレ、どうしよう。

乳首を吸われて嬉しいと思うなんて……。



「可愛いアティファ……」


ヘサームの手が、反り上がりはじめているオレ自身を包み込んだ。


「っひ、ああんっ」





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