アラビアン・ナイト
番外編 第二話





chapter:Passion





「あっ、やっ、うそっ、きたなっ、ああんっ!!」

手とはまた違った感触に、言い知れない快楽がオレを襲う。



おかげで、オレの腰はまた大きく跳ねてしまった。


「アティファはどこも美しい」


そうするのが当然のように、ヘサームの舌がオレ自身の形状を確かめるようになぞり、先走りの後をたどって、孔へと進む。


「こんなにヒクついて俺を求めてくれているのか……」


フウッ……。

孔に向かって、息を吹きかけられた。


「ぃ、やぁんっ!!」

ヘサームを感じた孔が、いっそう大きく開く。


それと同時に、何か硬いものが孔に触れた。



ヘサームだ。


硬く反り上がったヘサーム自身がオレの孔付近をなぞる。


「俺の行為で敏感になっているね、ものすごく可愛いよ、アティファ」


ヘサームが息を飲む気配を感じた。


「あっ、やっ、はやくちょうだいっ!!」


孔の入り口を擦ってばかりで、なかなか入れてくれないヘサームにじれったさを覚え、オレは自ら腰を揺らした。


オレの孔が、ヘサームを欲しがって、ヒクヒクと何度も開閉を繰り返す。


そのたびに、空気を含んだ音が聞こえた。


その何もかもが、オレを惑わす材料になる。


――もう、ダメ。

もう、限界。




だけど、それはヘサームも同じだったみたいだ。


くぐもった声が聞こえたかと思ったら、孔に熱を持った硬いものが挿し込まれた。





- 102 -

拍手

[*前] | [次#]
ページ:

しおりを挟む | しおり一覧
表紙へ

contents

lotus bloom